こんにちは。
鞠小路スタイル京都教室の中尾です。
今月から鞠小路の新しい試みである【着物のアトリエ】がスタートしました。
「海外の方にフランス語で日本文化や着物について紹介したい!」という日本人の方と、
「日本マニアだけど、もっと知りたい」というフランス人の方がご参加下さいました。
私達も、皆様にできるだけ沢山の事をお伝えしたくて、振袖のデモンストレーションを通して
「鞠小路スタイルが考える、日本文化の概念」
という内容で用意させていただきました。
アトリエの時間は90分。普段のレッスンとは全く違う構成で、
・きものの学校 きものを知る~基礎編~
・きものの学校 自分で着るを徹底解剖!
・着せ付け中級
の各要素が盛り込まれたオリジナルの内容でした。
また、着物を着ない方や日本文化という共通のベースが無い海外の方を想定し、「どのように伝えたら、内容を受け取ってもらえるだろうか?」と、話の順番や強調したい箇所も仮説を立てては社内でシュミレーションやミーティングを繰り返しました。
また、「海外の方が聞いて誤解や不快な気持ちになる表現はないか?」というのも、議論をして備えました。
結果として、ご参加の皆様からは
「話してくれたことを全部プリントにしてほしい!」
と嬉しい言葉を頂戴し、準備の甲斐があったと安堵しました。
それが今回ご縁をいただき、アトリエを実現できたことは大きな喜びでした。
また、着物や日本文化について語る言葉を持つ重要性も身に染みて分かりました。
日本語、外国語に関わらず、言葉で説明できる状態にしておくと、いつもの自分のコミュニティ外でも訴えることができるようになります。
私もこれからも、講師としての技量を磨くのはもちろんですが、1人の人間として、言葉の力を磨いていきたいと思いました。
つらつら書き連ねてしまいました。
ここまでお読みくださってありがとうございました(o^^o)
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