こんにちは。
鞠小路スタイル東京教室の江原です。
私が初めて着物に触れていたのは子供の頃、
当時、祖母は
「着物が縫えないと嫁に行けない」
という世代で、着物に関するひと通りの知識は持っていたようです。
でも、それを受け継いだわけではなく、
私自身大人になって、
「着物がほしい」「着物を着たい」
と思った時、頼りにしたのは、呉服屋さんの店員さんでしたし、
着付けをしてくださる着付師さん、着付けの先生でした。
この着物はどこへ着ていくのか?
帯と着物の合わせ方はどうしたらいいのか?
この着物の素材は何なのか?どんな技法で描かれているのか?
そういったことをよく聞いて勉強していました。
着物に関するベーシックな部分の全体像をおさえる
でも、どんな職業もそうですが、最初から専門的な知識を持ち合わせているわけがありませんよね。
着付師さんや呉服屋さん、今まで私が関わってきたきものに関わる仕事をしている方々は、
みなさん長い時間をかけていろいろと学んでご自身のものにされてきたはずです。
なんでもそうですが、まずは基礎知識が大事です。
きものの学校「きものを知る〜基礎編〜」は、今まで全くきものに関わってこなかった方にもわかりやすく、きものを語るベースとなる部分をお伝えする講座です。
きものの素材、染の技法、織の技法、帯の素材・種類、格合わせはもちろん
着物のお手入れやお仕立、歴史、衣替えまで網羅しますので、効率よく着物に関するベーシックな全体像を学べます。
仕事をしながら、目の前に出て来たものを一つ一つ学ぶのも大切ですが、
その前に一度、体系立てて全体像をおさえると、その後に学ぶ時にベースがある分、
よりスピーディーにより深く学ぶことができるのではないかと思います。
専門分野の外との関係も知る
着物と一言で言っても、素材、技法、種類、歴史や仕立て方、コーディネートまで様々なコンテンツがあります。
きものの学校「きものを知る〜基礎編〜」では、すべての分野を順序立ててひと通り行います。
講座を受ける中で、
自分がどこの知識が豊富で、逆にどの分野が必要か、どこを学んでいて、他との関連はどうなのか?
ご自身の現在地とこれから必要なことが明らかになっていきます。
他の視点からきものを見る
鞠小路スタイルは、「伝えること」を生業にしているので、このきものの学校「きものを知る〜基礎編〜」も伝える視点、切り口、伝え方を非常に大切にしています。
きものが全く初めての方でもわかりやすく、きものについてある程度学んでいる方でも「ハッとした」というご感想をいただいています。
知識だけではなく、講座を通じて「きもの」を感じてもらうことを大切にしているので、
創る人、着る人、売る人、自分とは違う立場からの視点を知ることで、いろんなことに役に立つと思います。
いつか着物に関わる仕事がしたいな、今現在きものに関わる仕事をしている、
きものが好き、
きものの学校「きものを知る〜基礎編〜」は、そんな方にぜひ受けていただきたい講座です。