こんにちは。
鞠小路スタイル東京教室の小林です。
着物には、いろんな種類があって
むずかしい!
と思ってる人も多いと思います。
個別にみていくと複雑でむずかしく、覚えにくいものは、
比較しながらみる
大きく分類を分ける
とやると分かりやすいです。
今回は絹の着物の種類をご紹介します。
染めの着物・織の着物
まず着物は、
「染めの着物」と「織の着物」に分けられます。
染めの着物
染めてない白いままの糸を織って白い布にして、その上に柄を染めたもの。
織の着物
糸を先に染めて、染まった糸を織ることで柄を出したもの。
織りの着物は、元々は「くず繭」といって穴があいたり、汚れた繭などからとった糸を使ってたので、染めの着物と比べると格が低い着物です。
染めの着物は、更に柄のつけ方で種類があります。
染めの着物の種類
染めの着物の中でも、つくり方、柄の付け方で大きく2つに分けられます。
繰り返し柄を染めた着物 小紋
小紋は、 反物(ロール状の巻物)に、同じ柄が繰り返し染められてます。
裁断するところで柄が切れるので、着物になった状態では縫い目のところを見ると柄がブツッと切れてます。
着物全体をキャンバスとして柄を染めた着物 留袖・訪問着・振袖
反物に柄を染めてから着物の形にした小紋に対して、
着物の形にしてからその上に絵を描いた着物があります。
最初に白い布を着物の形に仮縫いをして、そこに下絵を描きます。
それから仮縫いを解き、染めて、もう一度仮縫いします。
それから購入する人が決まったらその人の寸法に合わせて本縫いをします。
着物の形にした上に絵を描いてるので、縫い目のところでも柄が繋がってます。
留袖は下半身だけに柄があり、上半身は無地で、紋が入ります。
訪問着は、下半身にも上半身にも柄があります。
振袖は、柄だけじゃなくて形で区別できます。袖が長いものが振袖です。
詳しくは【初級コース】や【きものの学校 きものを知る〜基礎編〜】でもこのきものの種類についてお伝えしてます。
1つずつ順番にみていくだけだと
なんか複雑。
覚えられない
というものも、
全体の特徴を知って、比較しながらみていくと整理されて分かりやすくなります。
しっかり腑に落ちて、
わかった!そういうことか!
となれば、もう頭で覚える必要はありません。
鞠小路スタイルは、皆さんに
わかった!
と実感してもらうことを大切にしています。
そのためにどうやって伝えたらわかりやすいか、
試行錯誤して講座を組み立てています。
着物のこと知りたいけどなんかむずかしそう〜
なんとなく知ってるけどあんまりまとまってないなぁ
と思ってる人は、きものの学校で整理して学んでみませんか?
きものの学校 きものを知る〜基礎編〜
http://ameblo.jp/marikoji-style/entry-12011732868.html