浴衣とは一味違う夏着物ならではのおしゃれと注意点3つをご紹介 | さあ洋服を脱ごう! 無重力着付けの鞠小路スタイル

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こんにちは。
鞠小路スタイル東京教室の江原です。
 
「夏は暑いから着物は着ません。」
「夏の着物は浴衣ですよね。」
 
という声をよく耳にしますが、そんなことはありません。
もちろん、浴衣は夏ならではのおしゃれですし、浴衣もぜひ楽しんでいただきたいのですが、
夏には夏の着物があり、夏ならではの楽しみ・醍醐味もあります。
 

夏着物ならではのおしゃれと注意点 その1 生地の透け感を楽しむ


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夏の着物は透ける生地を使います。

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表地が薄く透けるので下に着る長襦袢が表地に影響します。
表地の色柄に影響しないよう、長襦袢の色を考慮するのも一つですが
透ける前提で楽しむこともできます。
 
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また、透けることを計算に入れて織りだされた織りの着物もあります。
どちらも表面として使えますが、柄が変わりますのでどちらを表に出すか?考えることができるのも夏着物ならではの楽しみです。
 

夏着物ならではのおしゃれと注意点 その2 長襦袢の丈(長さ)に注意

 
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夏着物は透けますので、長襦袢の丈(長さ)は単衣や袷の時期の着物より注意が必要です。
袖の長さ(裄(ゆき))や裾の長さ(丈(たけ))が短いと透けて見えてしまいます。
特に裾は日差しを浴びるとより透けます。
長襦袢が短いと脚が透けて見えてしまうのでサイズの合った長襦袢を着ることが大切です。
 

夏着物ならではのおしゃれと注意点 その3 汗対策

 
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特に最近の夏は猛暑が続いていて、正直「何を着ていても暑い」ですね。
着物は首元や脇、袖があいていますので、風が通ると意外と涼しいのですが
やはり汗をかきます。
正絹の着物は汗や湿気、日光に弱く、シミになりやすいので、
暑くても裾よけや肌襦袢などの下着をきっちり着て着物を汗から守ることをおすすめします。
そして、ワンシーズン終わったら、目立ったシミや汚れがなくても専門のお手入れに出すことがよくシーズンも気持ちよく着るためにも大切です。
 

夏は汗をかくからやっぱり着物を着たら毎回洗いたい





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そう考えられる方も多いと思います。
私も毎日着物を着ていますので、毎日洗いたい。
 
正絹は肌触りもよく涼しいのですが、なかなか自宅で洗えません。
その点、麻やポリエステルなど自宅でお手入れのできる素材のものは便利です。
着物も麻やポリエステル素材のお家で洗えるものがあるように
長襦袢も麻やポリエステ素材のものがあります。
 
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夏を涼しく過ごすために作られた高機能ポリエステル素材の長襦袢は皺になりにくく洗濯機で洗えるので、
鞠小路スタイルの講師陣も愛用しています。
 
 
いかがでしたでしょうか。
夏ならではのポイント・注意点を参考にしていただいて、夏ならではの着物のおしゃれを楽しんでください。