こんにちは、鞠小路スタイル東京教室の江原です。
鞠小路スタイルでは、来月、絞りの浴衣をご紹介します。
今回はその絞りの浴衣について、ご紹介したいと思います。
絞りの浴衣ってどんなもの?
絞りの浴衣というのは、その名の通り絞って柄を付けたもの。
有名なのは有松鳴海絞(ありまつなるみしぼり)です。
(今回教室でご紹介するのも有松鳴海絞の浴衣です。)
有松鳴海絞とは
有松鳴海絞とは、
愛知県の有松・鳴海地域を中心に生産される絞り染めの名称です。
その歴史は江戸時代までさかのぼり、
尾張藩が有松絞りを藩の特産品として保護したことからはじまりました。旅人が故郷へのお土産にと、きそって絞りの手拭、浴衣など を買い求め、これが街道一の名産品となったのです。
現在でも、日本国内における絞り製品の大半を生産しており、国の伝統工芸品にも指定されています。
絞りの浴衣はどうやって作っているの?
「絞り」というからには、絞って作っています。
そして、縛っていた糸をほどくと、糸で縛られていた部分は白く残り、模様が生まれます。
絞りの技法、その種類は100種類以上
有松鳴海絞の絞りの技法は多彩で、その種類は100種以上。
「絞り」と一口に言っても絞り方によって、さまざまな模様があるのです。
絞る人の力加減によって、染めた後の色の入り具合にも差が生まれるので、
同じ柄を絞っても、絞り手が違うと違った柄になるのだそうです。
手作業で施される絞りの一粒一粒に、思いが込められています。
最高級の浴衣を、ぜひその目で見て、触れて感じてみてください。
絞りの浴衣のご紹介は3月14日(水)から3月25日(日)まで開催です。
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