こんにちは、鞠小路スタイル京都教室の浅井です。
着物は苦しいというイメージは多くの方が持っています
レンタル着物の着付け師として働いていた時に、
「振袖着せてもらった直後に具合が悪くなって一回脱がせてもらった」というエピソードをお客様から伺ったことが何度かあります。
そこまでじゃなくても「苦しかった」という声が多かったです。
なぜ苦しいのか、原因のひとつとして「紐の締めすぎ」が考えられます。
着物の着付け(着せつけ)で、紐をどのくらい締めたらいいかが難しいところ
着物で使う紐は、洋服で言うとファスナーやボタンなどの役目をします。
締めないと着物が崩れるけど、身体には締めすぎてはいけない場所があります。
具体的にはどのくらいなのか
着せつけ入門コースでしっかりお伝えします。
着せられている時も、着物の紐をどのくらい締めたらいいかの勉強時間です
グループレッスンの場合は生徒さん同士でペアになって着せ合いをしていただきます。
自分が着せられているときは休憩時間ではありません!
紐の締め具合、締める速度、触り方など、相手の着付け(着せつけ)を体感して、ご自分が着せるときの参考にしてください。
そして感じたことを、出来るだけペアの方に言ってあげて欲しいなと思います。
「紐がちょっときついかな(緩いかな)」
「今の触り方、もう少しこうしたほうがいいかな」
とか。
もちろん講師がひとつひとつアドバイスはしていきますが、実際に着せている人に言われたら「生の声」っぽくないですか?
と言っている私、生徒のとき、とっても言いづらかったです。
文句つけてるみたいで相手に嫌がられないかな…と思ってました。
でもこれはペアの方にはとっても大事な情報なんですよ。
初めからは言いにくい場合は自分が着付けた時に
「締め具合どうですか?」
「気になるところありましたか?」
などど聞き合ってもらうとお互い言いやすくなりますよ。
近い距離で着せ合ってる内に仲良くなりますし、そうしたらもっと気軽に言えるようになります。
たくさんの情報を持って帰って下さいね。
プライベートレッスンや、グループレッスンでも受講生さんが奇数の場合はトルソーでの練習になりますが、講師がトルソーさんの体感を細かくお伝えするのでご安心ください!
着せつけ入門コースの詳細はこちら