お太鼓結びってどんな帯結び? | さあ洋服を脱ごう! 無重力着付けの鞠小路スタイル

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こんにちは、鞠小路スタイルです。


鞠小路スタイルの初級コースでは、着物を着てお太鼓結びが結べるようになります。

着物を着る人にとっては、「あ~お太鼓結びをやるのね」
って感じだと思いますが、
ふと、
着たことがない人にとっては、「そもそもお太鼓結びってどんなの??」なんじゃないかなぁ。
と思ったので、お太鼓結びについて紹介させていただこうと思います。



お太鼓結びというのは、こんな帯結びです。


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この四角いフォルムの後姿、
「あ~見たことあるある!」
という人も多いのでは?
この帯の結び方を、お太鼓結びといいます。


お太鼓結びに使われている道具


名古屋帯


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はい、帯そのものが必要ですね。名古屋帯という長さが約3.6メートル前後の帯です。

帯枕


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後の四角い部分の上部がもこっとしていますよね。この盛り上がりの中にはこんな道具が入っています。もこっとした部分を背中に付け、紐は前で結びます。

帯揚げ


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帯枕を付けただけの状態では、枕がむき出しで舞台裏感が丸見えです。
その帯枕をこんな細長い布で隠しています。
前からや横からも見えるので、好きな色や柄でコーディネートして楽しめる部分でもあります。


帯締め


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お太鼓結びを止めている紐です。
様々な色、柄、形のものがあり、前からや横からも見えるので、
帯揚げと同様に、ファッション、コーディネートとしての楽しみもあります。


前から見るとこんな感じです。
帯揚げや帯締めも結構目立つんですよね。
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そして他にも、途中で、

リストクリップ

リスト紐1本


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を使います。
この2つは、帯を巻く過程の途中で使うので、仕上がった時には体には付いていません。
クリップは洗濯ばさみでも代用可能ですが、着付け用のものは丈夫かつ、内側にゴムが貼ってあって帯や着物を傷めないようになっています。


また、前の帯の内側に

リスト帯板


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というアイテムを使うことで、帯をよりパリッと見せることもできます。

お太鼓結びっていつからあるの?

もともと、お太鼓結びは江戸時代に誕生しました。
1813年(文化10)江戸亀戸天神の太鼓橋が再建されたときに、深川の芸者衆がそれにちなんで結んだ帯の形であると言われています。
その後、西洋文化が広まると、椅子にもたれても形が崩れないということもあり、一般にも広まったそうです。
そして、今では、「ザ・きもの」なイメージのある帯結びではないでしょうか。

このお太鼓結びが結べるようになると、
普段のお出掛けはもちろん、セミフォーマルな席まで着物でお出かけできるようになります。


ザ・フォーマルな場面には、お太鼓部分が二重になった「二重太鼓」という帯結びがおすすめです。お太鼓結びとよく似た形ですが、名古屋帯よりも長さの長い袋帯という帯を使って結びます。これができるようになるとフォーマルも行けちゃいます。
鞠小路スタイルでは、お太鼓結びの手順に∔1で二重太鼓ができちゃいますので、まずは基本となるお太鼓結びをしっかりマスターしておくのがおすすめです。

基本のお太鼓結びまで結べるようになる
初級コースはこちら
リンクhttp://ameblo.jp/marikoji-style/entry-11733581358.html