こんにちは。
鞠小路スタイル京都教室の中尾です。
教室に来られる生徒さんが、教室に着いての第1声。
「暑い~」
5月とはいえ、先日は30度なんて日もありましたもんね。
教室ではクーラーを効かせてお待ちしていますよ☆
そんな暑い夏に着たくなる浴衣。
女性ものと男性ものでは、ぱっと見た感じ同じような形に見えますが、実は形が違うのをご存知ですか?
着せ方や紐の位置、帯の巻き方などが違います。
そして、そもそものお仕立ての段階で形も違うんです。
大きな違いはこのつ
男女の浴衣の違い①長さが短い
男性の浴衣はおはしょりを作らずに、対丈(ついたけ)で着るので、女性ものよりも短いんです。
写真はどちらも160cmくらいの人用の浴衣ですが、右が女性用、左が男性用です。
ずいぶん長さが違いますね。
ずいぶん長さが違いますね。
男性は、女性のように衣紋を抜く(衿の後ろを首から放して間をあけて着る)ことをしません。
女性用の浴衣にはお仕立ての時点で、「くりこし」という衿を後ろに繰れて縫われていますが男性ものは真っ直ぐ縫われています。
女性ものは身八つ口(脇の下部分)や、袖の振り(袖の体側の端)が開いていますが、男性ものは縫われて塞がっています。
袖付け(そでつけ)というのは、袖と身頃を縫い合わせているこちらの部分。男性ものは女性ものと比べて、下の方まで縫いつけられています。
と、こんな風にお仕立ての段階から形が違うので、
いくら、「柄が気に入ったから♪」といっても、男性ものの浴衣を女性ものとして着るのはちょっと難しいんですよね。
レッスンでは、そんな形の違いはもちろん、その違いが、実際の着付けにどう関わってくるのか?までお伝えしています。
男性の浴衣のについてのレッスンは
5月の着せつけ中級コース
7月の中級コース
で練習があります。
また、自分で90分で浴衣が着られるようになる
ワンデイ浴衣レッスン
もあります。
お申込み、お待ちしております