うちのおとんの話をすると
中川家のおかんの話に負けないくらい
ネタが豊富にあります
おとんネタだけで余裕で一冊本を書けます
今日はその序章？として話をしたいと思います。
そもそも、うちのおとんは昔から変わっていたそうです
いつも空気が読めない系で
普通ではない感覚の持ち主で
まさにマイペースの王道を行く人
もちろんB型（笑）
30歳を超えても実家暮らしをしていたおとん
さすがに家族も心配していました
私が子供の頃におばぁちゃん（おとんの母）から
「この人は一体いつ家を出るのかね、とみんな心配していたさー」
とよく聞かされたもんです（笑）
おとんはお見合いをするものの立て続けに失敗
そんな中、運命の出会いが訪れます
当時沖縄に住んでいた母とお見合いをし、
そこで母に見事に惚れてしまったそうな。
お付き合いを申し込んだものの
おかんにあっさり断られますw
当時不動産の仕事をしていた父
その時代、不動産の仕事はヤ◯ザが関係しているという悪いイメージがあったそうで
さらに沖縄を離れ、遠く離れた神戸にいくなんて絶対にダメ！とおかんの両親からは大反対されたそう
が！
おとんは諦めませんでした
おかんに手紙を書き続けました
が、その手紙は全てすべておかんの元に届く前におかんの両親に燃やされました
おかんに会いに何度も沖縄に出向いたりしました
おかん一筋
思い続けたその期間。。
なんと４年間！！
しつこっ
これを逃したらさすがに次がおらへん、いう焦りがあったんでしょう
「The Notebook」（きみに読む物語）にも負けへん一方的な片思いw
そして、とうとう
あれだけ反対していたおかんの両親も
おとんの熱意に負け、交際を認めてくれることになったそうな！！
沖縄で結婚式を挙げた当時29歳の母と37歳の父
結婚式の翌年に生まれたのが。。そう
このわたしです！
その２年後には妹も生まれました
狭い団地の家にぎゅうぎゅう詰めになって
家族四人で過ごした幼少時代の日々は
笑いと喧嘩が絶えず
いつも賑やで
今思い返せば良い思い出です
家が狭すぎて
ついたあだ名が「ウサギ小屋」
私の旦那もふつーにRabbit houseと呼んでいます
小学校高学年の頃、おとんが脱サラして
神戸市会議員の選挙に出たときは人生のどん底を味わいました
政治に情熱があったおとんの夢はいつも
「世の中を良くすること」でした
財政赤字を抱えた神戸市の神戸空港建設を反対していたおとん
無所属で選挙に出るというおとんの夢を親戚全員が反対しました
それでも選挙に出るのは昔からの夢だったおとんの情熱に折れて、みんなで選挙活動を手伝ったのを覚えています
当時10歳、小学４年生だった私もビラ配りや封書の配達をお手伝いしたり
実家にかかってくる嫌がらせの電話対応に追われたり
本当に苦痛の日々でした
神戸市内の至る所におとんの顔のポスターが貼ってある光景は今でも忘れません
選挙の結果は最下位で落選
そのあとの生活はさらに地獄のようでした
無職になったおとんは再就職の職を探す中
専業主婦だったおかんは家計を支えるためにパートに出ました
私は学校でからかわれる日々が続き
中学に入学してからはますます反抗期に突入し
家庭で暴言を吐く毎日
おかんは慣れない仕事で人間関係に苦しみ
家では反抗期の娘から暴言を吐かれる毎日
ストレスが溜まったおかんはついに倒れ
病院に入院しました
家庭崩壊寸前でした
それから時は流れ。。。
私は16歳で家を出て、アメリカ在住年数が日本の在住年数を超えました。
2019年9月7日
結婚式の日
うちのおとんが大暴走🔥🥸
ファーストルックの写真に映り込んでいるおとん①
さらに写り込むおとん②
なぜか履歴書の裏にスピーチ書いてるおとん
なぜに〜？！？！
「Back that azz up」の曲でノリノリでエイサーを踊るおとん
サンフランシスコツアーを満喫中のおとん
野球大好きなおとんがSFジャイアンツの試合を見に行った時のはしゃぎ具合
可愛い孫とはちきれんばかりの笑顔
3歳の孫にまで「こぼれてる！」とツッコまれるおとん
おとん、相変わらずキャラ濃いねん！！
You're the best！！
おとんよ、わたしのおとんでいてくれてありがとう
これからもおとん節を貫いてな
