カリフォルニアに引っ越して来てから、もう時期1年を迎えようとしています。

ハワイから引っ越してきたと言うと皆決まって、

What?! Why?! 😲😳

と驚いた顔をします。楽園のハワイを出てまで何でシリコンバレーに来たのか気になる様です。ハワイはメインランドの人達にとっても、常夏の楽園パラダイスというイメージは日本同様変わりはありません。

私はそんな楽園ハワイに、アメリカの大学卒業後の22歳の頃から8年間住みました。現地で就職し、ローカルの男性と結婚、離婚も経験しました。

物価の高いハワイでの生活は決して楽ではなかったけれど、美しいハワイの風土のお陰で日々とても充実して過ごしていました。

ハワイが癒しの土地、と言われているのは、島の守り神である偉大な母が人々にこう優しく語りかけてくれるから。

ありのままの「今」を感じなさい。「今」を楽しみなさい。「今」生きていることに感謝しなさい。

島を歩いていると、ふと何気ない風景に見惚れたり、プルメリアの花と見事に調和した海の匂いにオーガズムを感じたり、眩しい太陽から溢れんばかりのエネルギーをもらえたり、

大地が、海が、山が、風が、太陽が常にリマインドして教えてくれる。

ハワイでは「今を生きよう」「今を楽しもう」というマインドの人達が多いのも、自然溢れる美しいハワイの土地柄でもあります。私の第二の故郷である島国、沖縄の「なんくるんないさ」の精神ととても良く似ています。

そんなハワイで恋活を始めた際に気がついたことが、後にハワイを去ることを決意した大きな理由の一つです。

皆全く異なったキャリアを持つ男性達とデートしたのですが、私が惹かれる男性、人生の目標を定め、挑戦心を持った野心家の男性 に出会うことは全くありませんでした。

私はエネルギーの法則を信じているので、私が求めているタイプの男性に出会わないのは自分も相手と同じ立場だからなのだ、と思いました。

その頃、間も無く30歳の誕生日を迎えようとしていた私は二つの選択肢の中で葛藤していました。このまま大好きな慣れ親しんだハワイで変わりない生活を送るか、別の土地で思い切って未知なるチャレンジをするか。

1年前に信頼しているサイキックに見てもらった際、「I don’t know where you are moving to, but you’ll be moving out of Hawaii.」と言われた事も気になっていました。言われた時は「私がハワイを出るなんて、ありえない!!」と思っていたのですが、30歳の誕生日が近ずいてくるにつれ、じわじわとハワイを出ようか。。という思いが強くなって来ました。

そして、色々考えた末に、引っ越しするならここ!という大好きなサンフランシスコの街の視察に行くことに。サンフランシスコは大学時代から5回ほど訪れており、大学卒業後にニューヨークと並んで迷った街でもあります。

サンフランシスコに降り立った時、はっきりと、私はここに住むんだと確信したのを覚えています。

サンフランシスコの旅からハワイに戻り、2週間も経たない間に、同じ会社でシリコンバレーを拠点とする別の部署から昇進のオファーを受けました。驚いたのはそのタイミング、履歴書を出したのは半年以上前だったからです。本当にびっくりしました。このタイミングで、宇宙が動いてくれのだと、新たな土地でのスタートを祝福してくれているかのようで、揺らぎない自信を持つことができました。

オファーを受けてなんと2週間での急な引っ越しだったのですが、その間にも、そしてカリフォルニアに来た後にも沢山のミラクルが立て続けに起こりました。

その中には今のパートナーとのミラクルな出会いも含まれています。それに関してはまた後ほどシェアしたいと思います。

今私は世界最先端のテクノロジーを支える会社が集まる、ここシリコンバレーでハワイとは180度異なる刺激的な生活を送っています。ハワイでの生活は私のインナーチャイルドを癒してくれた、かけがえのない大切な時間です。ハワイなしには今の私はありえません。

私はハワイを去ったけれど、ハワイのスピリットはこれからも永遠に私、Mariko の中で生き続ける。

Hawaii ke aloha.

ハワイよ、愛しています。