きょうも雲がモクモク。

ゲリラ豪雨注意!

 

強い台風7号、発達して、雲がまとまってきました。


気象衛星できれいに整って見えるほど、獰猛な台風なのです。

上陸する可能性は低くなってきましたが、
千葉の沿岸、
陸地に近いところを通りそうですから、
油断できません。

しかも、発達の最盛期のフルパワーでやってくるのがこわいです。

まず、きょう。
大気の状態が不安定です。

台風由来の暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、
きのうのように局地的に雨雲が発達します。
東日本や東北を中心に、
きょうも記録的短時間大雨情報レベルの
局地的な大雨になるかもしれません。
これも台風の間接的な影響です。

このまま予報円の西側、陸地に近いコースを予想している、
悪めのパターン、MSMを見ていきます。

予報円の中心付近や東側を通れば、この予想より雨の範囲は狭まります。
今夜遅くから、伊豆諸島は、最大瞬間風速60mと、
一部の家屋が倒壊するほどの風。
また発達した雨雲がかかり、
線状降水帯が発生する可能性があります。

あすに日付が変わると、
千葉県に台風外側、アウターバンドの雲がかかり始めます。
東風が吹き付ける山沿いで特に雨が激しくなります。
房総半島の300~400m級の山がある房総丘陵、
茨城の筑波山、
福島の阿武隈高地などの東斜面です。
台風に向かう風の収束が起これば、
山から離れた場所も要警戒。
日中が雨のピークとなります。
風は千葉県を中心に、暴風。
銚子付近では、猛烈な風になるおそれもあります。

夜になると、関東のピークは過ぎますが、
東北は夜から、風のピークがやってきます。
福島県の浜通りを中心に、
雨が続き、風も強まり、
あさって朝にかけて大荒れとなるでしょう。


台風のコースによっては、
先日大雨になった岩手県などで再び大雨になるおそれがあります。
あさって日中はしだいに雨は弱まりますが、
東北では奥羽山脈から吹き下ろす風になりますから、
風の強い状態は続きそうです。


やることのまとめとしては…

安全な場所への移動はきょうのうちに。

飛ばされそうなものをしまうのもきょうのうちに。

買い出しもしておきましょう。

停電に備えて、充電!

スマホはもちろん、

エアコンが止まることを考え、手元の扇風機などを準備。電池は大丈夫?

冷凍・冷蔵庫の中身も確認です。

カーテンや雨戸をしめて、窓から離れて過ごしましょう。

周囲の状況が悪化するため、

キキクルなどで情報収集!

飛行機や新幹線はすでに運休などが発表されていますが、

ローカル電車も、地下鉄東西線や湘南新宿ラインなど、影響が出るでしょう。

要確認です!

日曜日は、つかの間の全国的な晴天。

ただ、来週初めは、本州の南海上に前線ができます。
いよいよ夏も終わりが近づいてきました。
くもりがちな天気が続くことになりそうです。
不安定は終わりません…おそらく10月くらいまで。