きょうは雲が多め。
関東はここ数日の中では一番、大気の状態が不安定です。
先日のような記録的短時間大雨情報レベルの大雨になるおそれもありますから、
空模様と雨雲レーダー、よくチェックしてください。
積乱雲のもととなる、
台風や熱帯低気圧周辺の湿った空気が流れ込んでいます。
台風7号、
日本のモデルも含め、やや東よりにコースがずれてきました!
台風の予測は、51のモデルを加味して作られています。
日本モデルはまだ上陸を計算していますが、
陸地をさけ、暖かい海水を選び、
すぐ千葉県のすぐ東を進むモデルが増えてきていました。
台風は中心より東側で影響が大きくなります。
最悪のコース、
最も影響がありそうな地点への上陸は免れつつあって、
まずはホッ。
とはいえ、予定の見直しや備えを進めてほしい気持ちは変わりません!
まず、伊豆諸島はではあす午後から影響が大きくなります。
住宅が倒壊するような猛烈な風がふくおそれも。
あさって関東の東側から東北太平洋側は、
雨・風、大きな影響が出そうです。
台風が発達のピーク、強い勢力で近づくうえに、
動きが遅めなので、
ピークがあさって金曜日から土曜日朝と、
長く続くのです。
総雨量は千葉県を中心に400mmクラスになりそうです。
川の増水や氾濫、道路の冠水など都市型の水害が起こりやすいです。
地下に置いてある車は移動、
大切なものは、1階から移しておきましょう。
暴風が吹き荒れ、木が倒れたり、
飛来物が新幹線並みのスピードで飛んできますから、
飛ばされやすいものは部屋の中に入れておきましょう。
ピークの時は外出NGです。
警報級の可能性は「高」が出ました。
土曜日の日中は、台風7号は離れていくので、
だんだん雨・風は弱まってきます。
ただ、川が増水していたり、
土砂崩れが起こりやすくなっていたりしますから、
山や川のレジャーはNGです。
湿った空気が流れ込みやすい状態は続きますから、
連日雷雨が起こりやすい気象条件は変わりなさそうです。
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14時追記
最新の日本のモデルも、上陸しない方向に変わってきました!
ただ、発達のピークで接近しますので、
関東の東部を中心に念入りに対策を!