昨夜、スリムな美しい月が浮かんでいました。

新月から3日目の月。

息子は嬉しそうに、望遠鏡で三日月を撮影していました。

 

通常の7月なら、月や星は雲の向こうですが、

関東は晴れの日が続いています。

関東付近は、あすまで猛暑が続きそうです。

暑さによる疲れがたまるころ、
しっかり夜間は休めるよう、エアコンを適切に使いたいところです。
 

きょうも大雨です。

日本海から東北へと梅雨前線がのび、

前線上の低気圧が東北に接近中です。


東北や北陸~山陰で広く雨が降っていて、
東北や山陰に発達した雨雲がみられます。
日本海側から次々と活発な雨雲がかかり、
山形県内ではけさ、非常に激しい雨が降りました。
48時間雨量が250mm近くに達している地域もあります。

このあと低気圧は、東北付近を通過、
低気圧に向かって非常に暖かく湿った空気が流れ込み、
東北では、日本海側だけではなく、
太平洋側でも、非常に激しい雨が降りそうです。


山陰付近にも線状の発達した雨雲が見られます。
前線の南側で湿った風が収束し、
次々と列をなして雨雲が発達中。
島根県内を中心に非常に激しい雨が降っていて、
夕方にかけて、同じような場所に雨雲がかかり続けると、
短時間で災害につながるような危険な雨の降り方になるおそれがあります。
線状降水帯が発生してもおかしくない状況ですから、
気を付けてください。

前線の南側にあたる西・東日本の太平洋側は、
きょうも猛暑。
やや雲が多いため、39℃超となったきのうほどでなさそうですが、
九州や四国~東海で体温を超える暑さになります。
また、気温の上がる午後は、大気の状態が不安定に。
晴れている地域も内陸部を中心に、雷雨に注意してください。

あす午前、梅雨前線は北上して日本海へ。
雨の範囲は、いったんは狭まります。
ただ、油断禁物。

午後になると、
新たな前線上の低気圧が東進し、東北付近へと近づきます。
前線も再び南下傾向です。
東北・山陰といった、きょう大雨になった地域でまた激しい雨が降りそうです。
総雨量が多くなり、災害の危険度が高まります。
引き続き、危険な場所には近づかないようにしましょう。


前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、
前線の南側の地域は大気の状態が不安定に。
南西斜面で雨雲が発達しやすいです。
九州や四国、紀伊半島のほか、
発雷確率の高い岐阜県や関東内陸部も、
局地的に雨雲が発達して急に激しい雨が降るかもしれません。
あわせて、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。
 

あさっては、前線がさらに南下して、
日本海沿岸から北陸・東北付近に停滞します。
北海道~九州の広範囲で雨が降りそうです。
広範囲で警報級の大雨となる可能性があります。

低気圧は、あさって朝にかけては、
津軽海峡付近を通過する予想で
北海道や東北北部では、夜明け前の暗い時間帯に雨が強まります。


日中も前線の活動は活発で、
キンク付近に向かう湿った空気の通り道となる九州北部や中国地方で、
次々と発達した雨雲がかかる予想。
ふだん雨の少ない瀬戸内でも大雨になるおそれがあります。


金曜日から土曜日も、
前線が活発化した状態が続く予想に変わってきました。

特に心配なのが九州北部。
暖かく湿った空気が持続的に流れ込んで、

警報レベルの大雨が続くことになりそうです。

過去、梅雨末期の豪雨災害が起こったパターン、

気を引き締めていきたい時期です。


太平洋側も、雲が広がり、大気の不安定な状態が続きそうです。