暑いです、強烈です。

きょうは猛暑を覚悟してください。


東京は初の猛暑日に!
日差しや暖気のほかフェーン現象が加わる静岡では、
39℃を超えてきました。
梅雨明け前にして、1995年以来29年ぶりに静岡の観測史上最高気温を更新です。

梅雨前線は活動を弱めて、9時になると、
本州付近で姿を消しました。

日本海側の雨は弱まってきました。
南から高気圧に覆われ、
日中は広く晴れそうです。

上空1500m付近21℃以上の暖気が南から流れ込んできています。
関東から四国では、午前中から35℃超え続出。
休み休み行きましょう。
気温の上がる午後は、山沿いを中心に大気の状態が不安定になります。
前線は消滅していますが、
潜在的な前線帯となっている西日本の日本海側から関東北部付近で、
雨雲が発生しやすいです。
中国地方や近畿の山沿いでは、
局地的に雨雲が発達しそうですから、雷雨や突風に注意してください。
また、関東付近ではこの計算値以上に雨雲がわき、
平野部でも、

真夏の夕立のようなにわか雨の可能性があります。
天気の急変に注意してください。


あす午前中にかけては、南から高気圧に覆われ、
引き続き晴れて猛暑です。
夜にかけては、新たな前線が日本海から北日本付近へとのびてきます。
北日本や北陸では、
夕方から雨が降り出し、しだいに雨脚が強まるでしょう。

あすの夜からあさってにかけては、
特に秋田県付近に発達した雨雲が連なるおそれがあり、
激しい雨が断続的に降りそうです。

 

あさってになると、前線のキンク付近に発生した低気圧が北日本へ向かいます。


前線は、本州付近では南に下がり、
東北南部から北陸~山陰付近へとのびます。


朝にかけては、
特に、東北日本海側や北陸、長野県付近で雨が強まる予想です。
日中になると、しだいに前線の活動は弱まって、
雨の範囲は狭まるでしょう。
ただ、気温の上がる午後は、
東日本の内陸部で局地的に雨雲が発生・発達しやすいです。
低気圧の雨雲がかかる北海道は、
広く雨が降り、雨脚が強まることもありそうです。

日曜日は、東北付近にまた前線がのびます。
前線の活動は再び活発に。


秋田・山形県付近には、
発達した雨雲が月曜日前半にかけて、
断続的にかかることになりそうです。
秋田で大雨の警報級の可能性が「中」となっています。

前線の位置については、南北に幅を持って考えたいところです。
また、気圧の谷の接近に伴って、
前線の活動が活発になったり、弱まったりしますが、
谷のタイミングについても、
計算値が更新されるたびに変わってくる状況です。
半日ほどズレる可能性も考えておいた方がいいでしょう。


来週火曜日以降は、
また高気圧の勢力が弱まって、
西・東日本付近に前線が停滞します。
また梅雨空が戻ってきそうです。