久しぶりに青空です。

子どもの観測によれば、5日ぶりかな。

富士山も見えています。

きょうは、富士山の雪形「農鳥」が正式に観測されたそうです。
前回お伝えした時は、山梨の富士吉田市の観測は見送られました。
去年より1週間早いお出まし。

広く晴れて、きょうは東海や関東甲信を中心に、
30℃くらいまで気温の上がるところがありそうです。
一方で、雨の降っているところがあります。

三陸沖と日本海、2つの低気圧があります。
三陸沖の低気圧は、夜にかけて北海道東部に進む予想。
また、日本海の低気圧はしだいに不明瞭になりつつも、
北海道の日本海側に達する見込みです。

北海道では、半日で100mmを超える大雨になっているところがあります。
このあともさらに雨の量が増えそうです。


あすは南から高気圧に覆われて、広く晴れて気温が上がる気圧配置。
上空1500m付近12℃以上の暖気が北日本にもかかる予想で、
より広範囲で気温が上がります。
中国・四国~北海道にかけて、広く25℃以上の夏日になりそうです。
特に、山越えの風が吹き込む地域を中心に、
この時期としては極端な高温に。
山形や福島で30℃など、北日本でも真夏日予想。
体が暑さに慣れていない時期、意識的に休憩や水分補給を。

また、積雪の残っている地域では、雪崩や融雪に注意してください。

沖縄や奄美付近は、引き続き前線の発達した雨雲が断続的にかかる予想。
雷を伴った激しい雨に注意してください。
梅雨の走りですね。
西からは前線が北上し、新たに低気圧も発生する予想で、
九州南部でも午後は雨が降り出すところがありそうです。
なお、大陸から黄砂が飛来する予想になっています。
GW前の洗車は要注意です!


あさっては、本州の南岸に前線が停滞する予想。


(tenki.jpより)
予想天気図で描かれている前線上の低気圧の前面にも、
小さな低気圧ができ、東進します。
西・東日本の太平洋側を中心に、雨が降る予想になっています。


午前を中心に九州南部や紀伊半島、東海付近は雨が強まる可能性があります。
ただ、この低気圧のコースや発達程度については、
モデル間でまだブレが大きくなっています。
MSMモデルでは、ほとんど雨雲はかかっていません。


気象庁の予想のベースとなるGSMでも、雨は午前のみになってきました。
前面の方の低気圧をメインに発達させるMSMのモデルに、
GSMが寄せてきたようです。


日曜日になると、いったん前線は南に下がり、
晴れるところが多くなりそうです。
月曜日日中も、東・北日本を中心に日が差すでしょう。
西からは次の低気圧が近づくため、
西日本では雨の降り出すところがありそうです。
火曜日、低気圧が東進する予想。
ただ、この低気圧は上空の気圧の谷との対応が悪く、
しだいに不明瞭になりそうです。
一方、北海道付近は別の低気圧が近づくため、雨。
水曜日から木曜日は、高気圧が移動し、前線はしだいに南へ離れていきます。
ただ、こちらも、前線による雨の範囲について、
モデル間でブレが大きいです。

気象庁の予想資料も、
「高気圧が進み、前線は南へ」と記載されていますが、
下の欄の予想は、ばっちり雨の青の表示になっています…
まだ変わるかもしれません。