きょうは、グーグルの画面がかわいいなと思ったら、
アースデイなんですね。

きのう、地球の偉大さを感じる場所に日帰り遠征したので、
また改めて報告したいと思います。

雨が降るかなと思っていたら、
なんとか逃げ切れた!

にしても、予報が難しい、というのがきょうのテーマです。

逆位相といって、大気の流れがゆがんでいます。
本州の南に前線や低気圧、
一方、北側には高気圧があります。
この不一致が、足並みがうまく揃わずに、
予想を当たらなくさせています。

本州の南に前線が長くのびていて、
前線上の低気圧が、関東の南を東進中。
東日本は雲の多い天気で、
低気圧に近い関東の沿岸部などで雨が降っています。
低気圧は、このあと発達することなく南東方向に離れるため、
関東の雨はしだいにやんでくるでしょう。
一方、前線に近い沖縄・奄美は断続的に雨が降りそうです。
南から暖かく湿った空気が流れ込んでいて、大気の状態が不安定。
西の海上には発達した雨雲も見られるため、
予想以上に雨が強まることも。
九州南部や四国も、
湿った空気の影響で、夕方以降、雨雲が局地的に発達しやすいため、
急な強い雨や落雷、突風などに注意したいところです。

北海道や東北北部では、高気圧に覆われて、晴れるところが多くなりそうです。

あすになると、前線は東日本付近では不明瞭になるのですが、
西日本付近では北上する予想。
前線のキンクが九州南部に近づきます。
キンク付近に新たに低気圧が発生する可能性もあります。
引き続き、南からは、

この時期としては暖かく湿った空気が流れ込むため、
雨雲が発達しやすいでしょう。
キンク付近が通過するタイミングでは、
雨が激しく降るところも出てきそうです。
四国では大きな地震の後、初めての大雨となるおそれがありますから、
あさってにかけて雨の降り方に気を付けてください。


なお、冒頭でお伝えしたように、この雨の予想にもブレがあります。
北側の高気圧により、
南の前線のキンクや低気圧の位置や移動速度の予想が難しいです。
予想天気図と掲載しているGPVでは、
雨雲の発達しやすい地域に齟齬が出ます。
外で過ごす時間が多い方は特に、

最新の天気予報を確認してください。

あす発生するキンクないし低気圧は、動きが遅く、
あさってにかけてゆっくりと関東の南に進む計算。
低気圧が陸地に近いコースをとれば、東海や関東を中心に雨が降ることになります。
いまのところ、発達した雨雲は海上を通過する見込みです。
また日本海に新たな低気圧が進み、低気圧からのびる前線が西日本を通過する予想です。
西から雨の範囲が広がります。


低気圧に向かって、南から暖かく湿った空気が流れ込むため、
西日本太平洋側の南斜面を中心に雨雲が発達しやすいでしょう。
低気圧の北東進につれ、夜には雨の範囲が、
北陸や北日本の日本海側にも広がりそうです。
さらに、西日本の太平洋側にも別の低気圧ができる可能性もあるため、
またあすお伝えします。

木曜日にかけて、低気圧は日本海北部へと進む予想。
北海道は、午前を中心に雨が降るところがありそうです。
西・東日本は、低気圧や前線が離れて、天気は回復傾向。
広く日が差しそうです。
金曜日には、高気圧に覆われて、晴れ。
暖気に覆われ、長い時間晴れるため、
西・東日本を中心に夏日となるところが多くなりそうです。
九州は次の前線が近づくため、天気下り坂。
そして土曜日からは、また前線が本州の南岸に停滞する予想で、
西・東日本は雲の多い天気。
上空の気圧の谷が接近するタイミングで、
雨雲が北へと拡大し、雨の範囲が広がるパターンです。
いまのところ、気圧の谷の接近は土曜日となりそうですが、
タイミングがずれる可能性も。
ゴールデンウィークが始まりますが、予報がズレやすいので、
フレキシブルに対応できるようにしておきたいところです。