きのうは剣道の稽古でした。

ハラハラと舞う桜吹雪が、

夕陽に当たってきれいでした。

「きょうは暑かったね、こりゃ、夏日だったんじゃない?」

夏日って何℃以上か知ってるの?

「そりゃ知ってるよ!25℃以上でしょ。」

 

へー。

じゃ、真夏日は?冬日は?真冬日は?

「真夏日は30℃以上、冬日は朝にマイナスの気温、真冬日は昼間もマイナスの気温だよ」

 

ほぉ。

朝というか最低気温だけどね。


「ねぇねぇ、朝、冬日になって、昼間に夏日になるっことはあるの?」

あるよー。
というか、あしたなりそうだな…
 

天気に関して、これと言って息子に話してこなかったのですが、

小3ともなると知らないうちに知識を蓄えるのですね。

本を読んで知ったようです。


こんな話をしながら、帰路につきました。

 

きょうは、広く季節先取りの暑さになりそうです。
平年を大幅に上回る上空1500m付近12℃以上の暖気が流れ込んでいます。


特に、フェーン現象が加わる北陸や北日本では、極端な高温に。
新潟・三条では昼過ぎに30℃を到達し、
今年本州で初めての真夏日となりました。
三条での4月中旬の真夏日は、1998年4月13日以来です。
きょうの日中の最高気温は、
新潟29℃、盛岡、山形、福島、長野で28℃、札幌25℃など、
7月並みの暑さが予想されています。
体が暑さに慣れていない時期。
屋外での運動や農作業などは熱中症対策を。
そして、きのう子どもと話していた通り、
北海道の占冠では、朝は冷えて日中は気温が上がり、
きょう冬日と夏日を同時に記録。

北海道の内陸のみなさんは、身体ついていけるのかな?

一方、東シナ海に前線がのびてきています。


前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、
雨雲が発達しています。
特に、沖縄本島の西の海上で風が収束していて、
次々と雨雲が発生・発達している状態。
渡名喜で1時間に75.5mm、
那覇で1時間に64.5mmなど非常に激しい雨を観測しました。
沖縄本島には、大雨や洪水の警報が出ていて、
土砂災害警戒情報も出されています。
このあと昼過ぎにかけて、
非常に激しい雨が予想されていますから、
土砂災害や低い土地の浸水などに警戒してください。
夕方以降になると、発達した雨雲は抜けていきそうです。
九州の西の海上にも、上空の気圧の谷に伴って、
南北にのびる局地的な前線があり、雨雲が発達しています。
このあと気圧の谷は、ゆっくりと東へ進む予想で、
九州でも雨が強まりそうです。
気圧の谷の接近に伴って、風も強まってきます。
関門海峡付近は暴風に警戒してください。

あすは、二段階で、寒気を伴った気圧の谷が本州付近に近づきます。
まず、朝にかけては、四国~北陸を中心に、
大気の状態が不安定になる予想で、
発雷確率が高くなっています。
西日本付近は、日中いったん雨が止む時間もありますが、
夜には、次の気圧の谷が接近。
特に、北陸を中心に雨雲が発達しそうです。
急な強い雨、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。


あす朝の最低気温は。
秋田14℃、松江17℃など、
日本海側を中心に、
まるでこの時期の最高気温のような数字です。
日中の最高気温は、東・北日本を中心にきょうより低くなりますが、
それでも平年より高め。
気温が高くなるほど、
上空との気温差が大きくなり、大気の状態はいっそう不安定になるので、
要注意です。

あさってになると、寒気を伴った気圧の谷が東海や関東付近に。
朝の通勤・通学時間帯に、雨が強まる可能性があります。
まだ通学に慣れていない新1年生、気をつけたいところです。


気圧の谷が抜けると、
いったん天気は回復に向かいますが、
夕方にもう一度、大気の状態が不安定になりそうです。
北日本も、寒気を伴った低気圧が近づく予想で、
日本海側から雨の範囲が広がります。
東シナ海からは新たな雨雲が近づき、
九州南部では夜遅く、雨の降るところもあるでしょう。

なお、あす夜からあさってにかけて、
黄砂が飛来する予想になっています。


きょうの段階で、大陸では視程2~5kmの濃い黄砂が観測されています。


今後、どのくらいの濃度で東へ移ってくるのか、
様子をみていきます。

木曜日になると、寒気を伴った気圧の谷は抜けて、
大気の状態は安定へ向かうでしょう。


しだいに高気圧に覆われて、
金曜日にかけて西・東日本を中心に、晴れるところが多くなりそうです。
土曜日からは、また西から前線や低気圧が近づきます。
日曜日にかけて東へ進む予想で、
日曜日は、西・東日本の広範囲で雨が降りそうです。
 

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コメントありがとうございます。
私もすごく勉強になりました。

せっかく学んだのに忘れそうなので、記録保存です!