穏やかな東京の空。

今夜から一気に寒くなります。

冬将軍がやってくるのです。

https://www.nhk.or.jp/kishou-saigai/short-movie/?m=MzY3MTQ=

 

今シーズン最も強い寒気が、
今夜から流れ込み、
西日本にはあさって金曜日まで、
東・北日本には土曜日までいすわることになりそうです。
1~2mクラスの大雪になるおそれが出てきました。
この期間、警報レベルの大雪が予想される地域がこちら。


北海道と北陸では積雪が急増、
雪に慣れていない西日本日本海側でも雪が降り、
交通が混乱したり、停電したりするおそれがあります。

北海道日本海側で
世代交代しながらずっと低気圧がうろうろ。
また、JPCZの雪雲が流れ込む北陸は、
夜から降水は雪に変わり、
断続的に雪が降る状態が週末まで続く予想。

とくに、寒気を伴った気圧の谷が通過するタイミングで、
急激に降り方が強まりそうです。

だんだん冬型の気圧配置に移行しつつあります。


きょうのところは、
平地ではまだ雨が主体のところが多くなりますが、
今夜からは雪へと変わります。


 

あすは、東シナ海にもびっしり雪雲がわき、
鹿児島など雪に不慣れな地域でも雪が積もりそうです。


そして、雪の本番は、
寒気を伴った気圧の谷が通過する
あすの夜からです。

北海道付近の低気圧が不明瞭になりつつ動き始めると、
石狩湾に一気に北西風、北北西の風が吹き付け、
札幌周辺でも大雪になるおそれがあります。
2022年2月、JR北海道が麻痺したときと似た状況です。
停電対策もお願いします。

またあさっては、上空に寒気を伴った気圧の谷が接近するため、

JPCZの積乱雲がいっそう発達しやすくなります。
吹雪で見通しが悪化し、積雪が急増、
立往生などが発生してもおかしくありません。
22日の朝の通勤タイム、
車で外出せざるを得ない場合、
スコップや暖をとれるもの、食料や水を積んでおきましょう。

土曜日になると、
西日本では冬型の気圧配置は緩み、
西日本の雪はやんできそうです。
ただ、北陸から北の日本海側では、
断続的に雪が降り、
さらなる積雪の増加に注意です。

そして、日曜日の夜から、
低気圧ができ、
月曜日にかけて、天気が崩れる可能性があります。
この低気圧については、
まだ日本のモデルと海外のモデルで差がありますので、
天気予報は変わる可能性があると思っていてください。
なお、来週半ばの冬型は長続きしない予想です。