富士山のふもとには雲海が出てそうだなぁ…
晴れるのをベースとして、雨の降る可能性がある箇所をピックアップします。
西から乾いた空気を持つ高気圧に覆われてきました。
寒気を伴った気圧の谷の影響で、
新潟県付近は雨の降っているところがありますが、
全国的には晴れているところが多くなっています。
午後も高気圧に覆われて、広く秋晴れになりそうです。
関東付近は午後になると、
湿った北東からの風が流れ込みやすい気圧配置に。
空気が乾いているため、広範囲での雨はなさそうですが、
雲が増え、一部にわか雨もありそうです。
種子島・屋久島～奄美・沖縄付近も高気圧の縁にあたり、
雨雲が発生しやすく、断続的に雨が降りそうです。
あすにかけても、
大陸に中心を持つ高気圧に覆われて、広く晴れそうです。
ただ、高気圧をまわる北東の風と東風がぶつかる紀伊半島付近では雲が出やすく、
雨が降るところも。
また関東付近は、
あすも東よりの湿った風が入りやすく、
寒気を伴った気圧の谷が通過する夕方以降は、平野部を含めて、
にわか雨の可能性があります。
雨が降ると寒くなりそうですから、
折りたたみ傘とともに、上着もお忘れなく。
さて、台風15号は、大型で非常に強い勢力に。
針の穴のような小さな目が特徴です。
このあとさらに発達し、
あすは915hPaまで下がって、猛烈な勢力となる予想！
なお、こんな発達した台風って今年合ったかしら？と思い振り返ってみると、
今年の2号は900hPaまで下がっていました。
小笠原諸島では、あす夜から大しけとなりそうです。
最も近づくのはあさって金曜日となりそうで、
非常に強い風が予想されています。
今回、中心気圧がかなり下がるうえに、本州付近には高気圧が移動することから、気圧傾度が大きくなり、
比較的遠い海上を通っても、
小笠原諸島では予想を上回るような強風や高波になるおそれもあります。
また、本州の太平洋側の沿岸にもうねりが届きそうです。
あさって金曜日も、高気圧に覆われて、本州付近は広く晴れますが、
土曜日になると、
高気圧の後側の湿った空気が西日本太平洋側に流れ込みやすくなり、
九州南部や四国で雨が降り出しそうです。
九州の南にはしだいに小さな低気圧ができ、日曜日にかけて、東へ進む予想。
日曜日、低気圧は夜にかけて関東の南へ。
また、寒気を伴った気圧の谷の影響で、
日本海にも小さな低気圧ができる可能性があります。
全国的に雲の多い天気となり、四国～関東は雨の降る時間がありそうです。
月曜日になると、太平洋沿岸を進む低気圧は東へ離れますが、
北日本付近に、新たに前線を伴った低気圧が近づきます。
北日本や北陸では広く雨が降り、
前線通過後は、広く寒気が流れ込みそうです。
火曜日には、西高東低の気圧配置となり、
上空1500ｍ付近3℃以下の寒気が北海道をすっぽり覆う予想ですから、
また標高の高い山では雪が降りそうです。
ただ、火曜日後半から水曜日にかけては、また高気圧に覆われる見込みです。
低気圧が近づくごとに、秋が深まっていくでしょう。