朝窓を開けたら、寒い!

重ね着、タイツで出勤です。

きょうは雨の降っている地域を中心に気温が横ばいとなっています。
東京は日付が変わった直後の23.1℃が最高気温となっていて、
正午の気温は18.5℃!
日中はこのまま20℃以下で経過しそうです。
風邪を引きませんように。

高気圧の中心が東へ移り、
高気圧の後ろ側に入った東海や関東には湿った空気が流れ込みやすい気圧配置。


気圧の谷が通過した明け方にかけては、
沿岸に局地的な前線と小低気圧ができ、雨雲が発達。
静岡・御前崎では、1時間に83.5mmの猛烈な雨が降りました。
神奈川県内でも一時激しい雨に。
気圧の谷が1つ抜け、いったん雨の降り方は弱まっていますが、
夜に新たな気圧の谷が近づくタイミングで再び小さな低気圧ができて、
また本降りの雨になりそうです。
また、前線に近い九州南部も、明け方は激しい雨の降ったところがあります。
このあとも断続的に雨が降ります。
種子島・屋久島~奄美付近には発達した雨雲がかかる時間も。
北海道は天気が回復し、きのう雪が降った北海道の旭岳が気象台から確認でき、
今シーズン全国のトップを切って初冠雪の発表がありました。
日本海側は日中晴れるところが多いですが、
夜になると、大陸から近づく低気圧からのびる潜在的な前線が近づくために、
天気は下り坂です。

大型で非常に強い台風14号は、

先島諸島の南の海上を西進中。
比較的島から離れたところを通っていて、暴風域には入っていません。
このあと台湾の南を通って、大陸へと進む見込みです。


先島諸島だけではなく、
台風外側の雨雲が時々、沖縄本島付近にもかかるタイミングがありそうですから、
急な激しい雨に注意してください。

あすは、前線を伴った低気圧が北海道付近へ近づきます。
北日本を中心に荒れた天気になりそうです。

明け方にかけて、暖域内で湿った南よりの風と南西の風が収束し、
局地的に雨雲が発達する可能性があります。
日中、低気圧が発達しながら北海道付近を、
低気圧からのびる寒冷前線が北・東日本を通過します。
日本海側を中心に、雷を伴い、雨が強まりそうです。

前線が抜けた後も、寒気の流入に伴って、再度雨が降りそうです。
大雨の警報級の可能性が、あさってにかけて、
青森・秋田・山形県内で「高」、北海道で「中」となっているところがあります。
また低気圧の発達に伴って、風も強まる予想。
あすの暴風の警報級の可能性は、北海道で「高」、
青森・秋田・山形・宮城、新潟県内で「中」となっています。

東北新幹線はクロスウィンドになりますので、

夕方ごろから影響が出るかもしれません。

東・西日本も、午後は北西の風が強まりそうです。
関東~九州は、晴れるところが多くなりそうです。
日差しの下では暑く感じられそうですが、
夜は北風が強まって、気温の数字以上にひんやり感じられそうです。



あさってになると、西高東低の気圧配置に。
低気圧はさらに発達し、全国的に気圧傾度が大きく、
風の強い状態が続きそうです。
特に、北日本ではいっそう風が強まり、
秋田では、あさってになると暴風の警報級の可能性が「高」に。

北海道では瞬間的に40mという暴風が予想されています。


寒冷渦の周りをまわる小さな気圧の谷の通過に伴って、新たに小さな低気圧が発生して、
北海道ではあさって日中も断続的に雨が強まります。
風の収束に伴って、局地的な前線ができ、雨雲が発達することも。
夜になると、東北北部でも雨が強まりそうです。
太平洋側は晴れるところが多いですが、まるで木枯らしが吹く気圧配置ですから、
北よりの風が強いでしょう。



7日土曜日も、北日本の日本海側は寒気の影響が残り、
雲が多く、時雨の天気になります。
東北太平洋側~近畿は秋晴れに。
前線帯で湿った空気の影響を受ける九州南部も雨が降りそうです。
台風14号は、大陸へ進み、8日日曜日には熱帯低気圧に変わりそうです。
この台風由来の湿った空気を受けて、
東シナ海にのびる前線の活動が活発に。
前線上に低気圧もでき、しだいに東進する予想。
西から雨の範囲が広がります。
9日月曜日祝日は、前線が本州の南にのび、
低気圧の東進に伴って、広く雨が降りそうです。
この低気圧のコースについてはまだモデル間でブレがありますが、
陸地に近いところを通れば、太平洋側を中心に雨が強まることになりそうです。
北よりの風が吹き込み、あまり気温が上がりません。
東京は21℃の予想。

10日火曜日も、本州の南に前線が停滞し、太平洋側を中心に雲が多く、雨が残るところもありそうです。

ついこの間まではギラギラ太陽の真夏のような暑さでしたが、
気温は真っ逆さま。
一気に晩秋の気圧配置となりますから、
体調管理にはくれぐれもお気を付けください。