蒸し暑いですね。

朝は雲多かったですが、
一気に日差しが戻ってきました。

きょうは、甲府と静岡で猛暑日の予想。
静岡は早々、正午過ぎに35℃を超え、
最も遅い猛暑日の記録を更新しました。
東京も今年90日目の真夏日です。

ざっくり、1年のうちで4分の1は30℃以上ということに!


極端に暑くなっているのは、
前線の南側、いわゆる暖域内です。
上空1500m付近で広く15℃以上の暖気が流れ込み、
関東・東海には18℃以上の暖気!


日差しも加わり、厳しい暑さがぶり返しています。
9月ももう終わりだというのに、

異例の暑さとなるため、
運動会の練習、農作業などは熱中症対策を!
食中毒など食品の管理にも気を付けたいですね。

前線を伴った低気圧が、日本海から東北付近に近づいています。
北日本・北陸~山陰付近で雨が降っていて、
けさは北海道の白老町で1時間に60mmの非常に激しい雨を解析しています。]


渡島半島や東北付近に発達した雨雲が点在しています。
低気圧は、夜にかけて三陸沖へと進む予想で、
北海道や東北を中心に、激しい雨が降りそうです。


特に、北海道の太平洋沿岸では、
湿った南東の風と東風が収束して、雨雲が発達するおそれがあります。
大雨による低い土地の浸水、土砂災害や川の増水などに気を付けてください。
また、低気圧の通過のタイミングでは、強まる風にも注意です。
上空の寒気の流入に伴って、日本海北部で発雷を観測しています。


低気圧の雨雲が抜けていったん雨がやんでも、もう一度雨が降るところがありそうです。
西・東日本の内陸部でも、夕方以降は局地的に雨雲が発生・発達し、
雷雨になるところがありそうですから、天気の急変に注意してください。

あすになると、低気圧は東の海上に離れ、天気は回復傾向です。
朝は、寒気の影響で、北陸や東北日本海側で雨の残るところがあり、
また湿った空気の影響を受ける関東沿岸部も雲の多い天気。


日中は、徐々に大陸育ちの乾いた空気を持つ高気圧に覆われて、晴れ間が戻り、
湿度も下がってきそうです。
中秋の名月は、広い範囲で見ることができそうです。

あさって土曜日の本州付近は、高気圧と高気圧の間の気圧の谷に入ります。
西日本では晴れ間の出るところもありそうですが、
全国的に雲の多い天気です。


低気圧や潜在的な前線が近づく北日本の日本海側や北陸・山陰では、
天気マークになくても、雨の降る時間もあるでしょう。
また、関東沿岸にも小さな低気圧ができる可能性があり、
沿岸部を中心に雨のぱらつくところもありそうです。

日曜日、低気圧が北海道の北を通過する予想です。
低気圧からのびる潜在的な前線が通過するため、
北海道~北陸で雲が多く、雨が降りそうです。
西日本や東海は、高気圧に覆われて、広く晴れ。
関東も、雲が多めながらも晴れ間が出る見込みです。
月曜日・火曜日は、高気圧に覆われて、広く秋晴れ。
上空1500m付近6℃以下の冷たい空気が北日本に流れ込みます。
内陸部では朝は、ひと桁の冷え込みになるところもありそうです。

一方、南の海上はまだ夏の様相。
週末、新たに熱帯低気圧ができそうです。

来週半ばにかけて、沖縄方面へ進む計算をするモデルもあるため、
今後の動向に注意したいところです。