うわ、駅を出て、ドンピシャのタイミングで雨。
悩みますね。

発達した雨雲が通り過ぎるのに15分。
しかし、15分待つと遅刻…
結局、傘が役に立たないような、
1時間30mmクラスの雨雲だけ数分見送って、
いざ出発。
雷雨の日は、余裕を持って行動しないといけません。

きょうとあすは、
太平洋側は、局地的な激しい雨、
日本海側は、フェーンで猛暑
がポイントです。

熱帯低気圧は、
不明瞭になって、低圧部に変わりました。


とはいえ、むしろ、
姿を消して黒幕になった印象。
熱帯から運んでくる非常に暖かく湿った空気のパワーは、
変わりがないからです。
あすにかけて、九州に進みます。

低圧部を回る南よりの風と、
高気圧の縁をまわる南風が合流し、
太平洋側の山沿いは、雨雲が発達し、激しい雨に!

そして、この南風が山越えとなる日本海側では、
フェーン現象で気温が極端に高くなります。
きょうの最高気温は、
秋田の横手や福島の若松、新潟の長岡、兵庫の豊岡などで38℃。

米どころの猛暑は心配です。

あすはさらに、暖かく湿った空気の勢いが強く、
九州~四国~紀伊半島~東海の南斜面では、
非常に激しい雨が降るおそれがあり、
日本海側の最高気温は40℃に達する可能性もあります。

きょうの天気がいっそう悪めに振れるのが、
あすの天気と思っていたほうがいいでしょう。

 

その後も本州の南を寒冷低気圧がウロウロ。


その後、日本海から北海道付近が前線帯となります。
度々低気圧が通って、
雨の量が多くなりそうです。

この前線がはっきりし始めて、

ゆっくり南下をはじめると、秋雨前線と呼ばれるようになるでしょう。


そして、南の熱帯低気圧の進路は、
きのうまでの予想よりやや北よりになりました。
場合によっては、
沖縄の石垣島など先島諸島には、
高波や湿った空気が届くかもしれません。

 

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いつもありがとうございます。
なかなかお応えできずにすみません。

不安定な原因は、
下層の湿った空気と上層の寒気ですが、
いま、高気圧の縁をまわって湿った空気が流れ込みやすいうえに、
本州の南で次々と寒冷低気圧ができている状況です。
どちらかだけでも不安定で、
揃うといっそう厄介!
さらに気温が高くなりすぎて、
暖かい空気にはたくさん水蒸気が含まれてしまうので、
結果、降るときに災害レベルに降ってしまう…
今後は、秋雨前線(昔のようにシトシトとはいかない)が南下してくるので、
また「くもり時々晴れ所により雨で雷を伴って激しく降る」のような天気が続いてしまいそうです。