蒸し暑い!
雨上がりはものすごい湿気です。
きょうの関東はここ数日の中で、
もっとも大気の状態が不安定です。
ザっと降っては止んで、ザっと降っては止んでを繰り返します。
一度では済まず、二度、三度と雨に遭う可能性があります。
時間に余裕をもって、
雨雲が近づいてきたら、なるべく建物の中でひと休みしましょう。

種子島・屋久島付近に線状降水帯が発生し、
顕著な大雨に関する情報が出されました。

台風6号は、
鹿児島県の西の海上を北上中です。

発達した雨雲が、九州南部や大分県、四国、三重県などにかかり、
また高気圧の縁をまわる湿った風により、関東も発達した雨雲が広がっています。
離れている地域も竜巻などの突風に注意です。

すでに期間降水量は、
宮崎県内で800mmを超えている地域があります。

今回は、台風の動きが遅いうえに、
北側に進むために、
湿った空気の流入が持続してしまいます。

さらなる大雨により、
土砂災害や川の氾濫などが起こりやすいです。
あす朝にかけてまだ警戒が必要です。
九州北部でも線状降水帯が発生するかもしれません。
 
また南風でフェーン現象が起こる日本海側の地域は極端な暑さ。
新潟と島根県内で、最低気温が30.2℃!

日本全国の歴代トップ7に食い込んでいます。

きょう日中は40℃トライの可能性があり、
あす朝にかけてもまだ暑さが続きそうです。
 
山の日は関東を中心に、
台風7号由来の湿った空気が流れ込み、
きょうのような変わりやすい天気となりそうです。


そして、台風7号ですが、
きょうになって、だいぶ進路がしぼられてきました。
こわい進路。
そしてヨーロッパ中期予報センターも…
 

来週月曜日にかけて本州の南に進み、
東日本にかなり接近、上陸のおそれもある予想です。
最新の進路はこちらで。
https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#3

 

 
心配なのが、この台風、かなり発達しそうだということ。
台風の進路にあたる海域は、
ちょうど高気圧が勢力を強めていたエリアで、
日差しの力を閉じ込め続け、海面水温は30℃以上。

ほかにまだ台風が通っておらず、いわゆるバージンロードなので、
海水がかき混ぜられてもいません。
強い勢力を維持してかなり本州に接近することになりそうです。

日曜日から影響が出そうです。
東海では13日日曜日から、
関東甲信も14日月曜日には、暴風警報レベルになる可能性が「中」、
関東甲信は、大雨警報レベルの可能背も月曜日に「中」となっています

波は、雨風よりも早く影響が出始めます。
うねりが届き始めるため、
11日の山の日から、海のレジャーは特に気をつけてください。
また、関東は山の日には、大気の状態が不安定になり、
きょうのように、繰り返し強い雨がざっと降りそうです。
外出予定の方は空模様にあわせて行動計画をお願いします。