きょうも容赦なく暑い…

東京はこれで今年17回目の猛暑日。

年間最多記録達成です(泣


さて、台風6号の雨雲は、
奄美大島や九州南部にかかっています。

相変わらずノロノロ。


このあと屋久島の南の海上を通過して、
あす、九州に最も接近することとなりそうです。

奄美や九州では、あすにかけて、線状降水帯が発生するおそれがあります。

気象庁の台風6号による大雨の期間合計降水量をみると、
すでに奄美や高知・宮崎県内で500mmを超えています。

このあとさらに700mmクラスの雨が予想されています。


いくら比較的雨に地盤が強い地域といえど、
とんでもない大変な雨の量となります。
土砂崩れや川の氾濫に警戒です。

また最接近のあすは、
九州で走行中のトラックが横転するほどの暴風が予想されています。
きょう早いタイミングで、
安全な場所に身を寄せてください。

動きが遅いので長丁場。
台風から離れた地域も、あすは太平洋高気圧の縁辺をまわる風も加わって、いっそう大気の状態は不安定。

竜巻などの突風被害が心配です。

また、フェーン現象の影響で、
北陸を中心に極端な猛暑が続いています。
新潟は35℃以上の猛暑日が6日連続していて、
1994年以来のことです。
このあとまだ続く可能性があります。
(1999年には12日連続という記録があります)
暑さ対策もしっかりお願いします。

そして、けさ、台風7号が発生しました。
お盆期間に接近する可能性があり、
問い合わせも多くなっているのですが、
予報がまだまだブレブレです。
世界で最も信頼されているヨーロッパモデルは、
きのう朝の段階では関東の東海上を指向していましたが、
きのう午後の計算値では関東直撃、
そして、けさの計算値では本州の南で迷走して西進させています。


一方、日本のGSMモデルは、
むしろきのうのヨーロッパモデルに近く、関東の東の沿岸スレスレを北上予想。


はっきり言って、まだどのモデルも信頼度は低いです。
ただ、なにかしらお盆期間には影響が出ると思って、
情報はこまめに確認するようにお願いします。