きのうより清々しい風が吹いていますが、

日差しの力が強い!

低気圧と前線は抜けていきました。

東北付近はまだ発達した雨雲が点在していますが、
そのほか広く晴れています。

中国、近畿、東海地方で梅雨明けの発表がありました。
前線の北側に入っての梅雨明け、
違和感は否めませんが、
気象庁の梅雨明けの定義は、
「晩春から夏にかけて雨や曇りの日が多く現れる現象、
またはその期間が終わること」
ですから、前線云々は関係ないんですよね。

これ以上、発表のタイミングを逃すわけにはいきませんから、
安定して晴れるきょうの発表となったのでしょう。

一方、大気の状態が不安定なのは、関東甲信や東北。
午後は、急な雷雨に注意です。
短時間で一気に冠水するような雨が降るおそれがあり、
突風を伴うかもしれません。
東北はきょう午前までにかなりの雨量となった地域もありますので、
危険な場所には近づかないでください。
ピカッと光ってからゴロゴロっとなるまでに3秒以内なら、
雷はもうすぐそこです。
安全な建物の中に入りましょう。

あすも晴れるところが多いですが、
気温の上がる午後は、
山沿いから雨雲がわきそうです。

東北南部で発雷確率が高くなっています。

関東は北東からの湿った風が吹き込み、

低い雲が広がりそうです。

予想より気温が上がらない可能性もあり、

涼しい一日になりそうです。

 

土曜日も晴れるところが多くなります。
にわか雨のエリアは、きょうよりあす、あすよりあさってと狭まっていきます。

まだ太平洋側で梅雨明けしていない地域は、

土曜日が一つ梅雨明け発表のタイミング。


ただ、高気圧の縁にあたる九州は、湿った空気の通り道…
局地的な雨雲の発達に注意です。

その後、高気圧の勢力の鍵をにぎるのが、
南の海上の熱帯低気圧。
今後台風にまで発達する可能性があります。

来週半ば、
石垣島など先島諸島に近づく計算をしているモデルもありますので、
沖縄方面はご注意ください。


この台風が離れる来週後半になると、
ようやく広く晴れて、東北も含めて夏空が続くようになりそうです。