朝はどんより雲に覆われていましたが、

だんだん北の空から晴れてきました。

きのうの九州北部~東海に続き、
きょう九州南部でも梅雨入りの発表がありました。

梅雨前線が西・東日本付近を南下し、

九州~関東沿岸に停滞しています。
湿った空気の影響で九州や四国で雨雲が発達。
熊本・南小国では、1時間に48.5mmの激しい雨を観測。
解析では1時間50mmの以上の非常に激しい雨となりました。
午後も、前線に向かって非常に暖かく湿った空気が流れ込み、
西日本では断続的に激しい雨が降るおそれがあります。


上空の小さな気圧の谷が次々と通過する予想で、
通過のタイミングで雨雲が発達し、
九州や伊豆諸島では、非常に激しい雨が降るところもありそうです。
同じところに雨雲がかかり続けると、

予想外に雨量が多くなることもあります。
前線が離れた関東内陸や北陸、北日本では、
日ざしが出るところもありますが、

上空の寒気の影響で大気の状態が不安定です。
関東内陸部では真夏日になるところもあるでしょう。
急な雨や落雷、突風に注意してください。

あすにかけて、梅雨前線はゆっくり南下傾向。
九州や四国ではあす朝にかけて、断続的に激しい雨が降りそうです。
午後になると、前線は南へ下がりながら、徐々に活動を弱める予想です。


西日本の日本海側や東・北日本は、晴れ間の出るところが多くなりそうです。
寒気の影響が残る北海道は、午後にわか雨の可能性があります。

6月のスタート、あさってになると、再び梅雨前線が西から北上し、西日本で雨の範囲が広がります。
九州や四国を中心に、暖かく湿った空気が流れ込み、雨雲が発達しやすいです。
雨の降り方に注意してください。


午後には、東海でも本降りの雨になりそうです。

大型の台風2号は、強い勢力にランクダウンしました。
あす石垣島など先島諸島に接近、

土曜日にかけて沖縄地方にかなり接近した状態が続きそうです。
あす午後には、台風外側の雨雲が沖縄地方にかかり始める予想で、
数日にわたって長引く高波、暴風、大雨に対して、早めに万全の備えをお願いします。

金曜日には、東日本付近でも前線が北上するため、
西日本から東北にかけての広範囲で雨が降るでしょう。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、太平洋側を中心に大雨のおそれ。
沖縄に加えて、鹿児島や宮崎、三重、岐阜、愛知、静岡、伊豆諸島で、
大雨の警報級の可能性が「中」となっています。

日曜日の予報円はまだ大きく、
東へ向きを変えるタイミングは、モデル間で予想が異なっています。
日本のモデルでは、日曜日には東へ抜けていますが、
気象庁は各国のモデルの予想を加味して、日曜日はまだ南の海上。

また今後、台風が陸地に近いところを通るか、
離れたところを通るかによって、

西・東日本付近の雨の降り方や雨量が変わってきます。
陸地近くを通ると、西・東日本も大雨が長く続くおそれがあります。
土曜日以降の天気は、台風の進路しだいで大きく変わってきますから、
引き続き、最新の台風情報を確認してください。

 

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コメントありがとうございます。
その後、ご体調いかがですか。
台風の進路はまだ定まっていません。
東へ向きを変えた後、

本州の陸地に近いところを通るか、離れて通るかで

影響が大きく変わってきそうです。

いずれにしても、2日金曜日は東海地方は大雨に警戒です!