飛行機雲が太く長く残っています。

空に湿気が増えてきている証拠。
天気は下り坂です。

 

また落ち葉がすごい!

ほとんどが常緑樹のクスノキの葉です。


北海道の北に低気圧が進み、
低気圧からのびる寒冷前線が日本列島を通過中です。


雨の降っているところが多くなっています。
午後は、日本海側では天気は回復傾向ですが、
東海や関東では、前線のキンク付近が近づく夕方ごろ、
ザっと雨が強まりそうです。

また、全国的に風が強く、低気圧に近い北海道では、
暴風警報が出ているところもあります。
最大瞬間風速30m以上の風が予想されています。
前線通過後は、西よりの風に変わって、
冷たい空気が流れ込んできます。
上空1500m付近0℃以下の冷たい空気が、
夜には北陸まで南下する見込みです。
                      
そして、衛星画像でもわかるように、
濃い黄砂が飛んできています。


現在11ある黄砂の観測地点のうち、
福岡と広島で黄砂が観測されていて、福岡では視程が8km。
このほか地方情報や府県情報によると、
九州北部と中国地方、東北北部で黄砂が観測され、
松江では視程が5km。
5km未満になると見通しの悪化により、
交通への影響が懸念されるため、今後の情報に注意です。


すでに上空に黄砂が浮遊していて、
黄砂を含んだ雨が降るため、車や洋服への付着に注意してください。
環境省の調査によると、
黄砂により、アレルギー症状が悪化する報告もあります。
ぜんそくなど呼吸器系疾患がある人やアレルギーのある人は、
外出を控えたり、マスクなどで対策をしましょう。

あすはまた高気圧に広く覆われて、
晴れるところが多くなります。
黄砂により、霞んだ空になりそうです。
また、上空に寒気を伴った気圧の谷があす朝、北日本付近を通過する予想。
大気の状態が不安定になり、
日本海側を中心に雲が広がり、雨や雪の降るところがありそうです。


北日本では引き続き、等圧線の間隔が狭く、西よりの風が強く吹くでしょう。
太平洋側では、奥羽山脈から吹きおろす風が、かなり強まりそうです。
あす朝は、放射冷却と冷たい空気の影響で、冷えそうです。
予想最低気温は、長野で2℃、岐阜で6℃など、けさより10℃くらい低くなるところも。
ただ、日中は、南から暖気が流れ込み、気温が上がりそうです。
東・西日本の広範囲で20℃以上まで気温が上がって、
九州では25℃以上の夏日になるところもありそうです。

あさっても、東の海上に中心を持つ高気圧に広く覆われます。
東・北日本を中心に晴れそうです。

南西からの風で気温が上がり、初夏の陽気になります。


しだいに、西からは低気圧や前線が近づいてくる予想。
雨の降り出しはきのうまでの予想よりやや遅くなった印象。
西日本では、しだいに雨の範囲が広がる見込み。
湿った空気が流れ込み、雨雲が発達。
九州では、夜は雨が強まるおそれもあります。

土曜日は、前線を伴った低気圧が、
本州付近を発達しながら北東進します。
また、東日本の南岸付近にも新たに低気圧ができる可能性があります。
南から暖かく湿った空気が流れ込み、
雨雲が発達しやすい状況。
太平洋側を中心に大雨になるおそれがあります。
また、広範囲で風も強まるため、荒れた天気になりそうです。
なお、この雨の後も、西日本を中心に黄砂が飛来する可能性があります。

日曜日、前線を伴った低気圧は、
三陸沖から北海道の北へと進みます。
また、低気圧が新たに朝鮮半島付近で発生して、
日本海を北東進する予想です。
北日本を中心に荒れた天気になりそうです。

月曜日は、北日本を中心に寒気が流れ込み、
日本海側では雨や雪が降るところも。
西・東日本は、高気圧に覆われて、広く晴れそうです。
来週はしだいに、
西日本の日本海側から北陸・東北付近が前線帯となり、
雲が多くなりそうです。