まだ4月だというのに、
梅の実が大きくなってきました。
梅雨に熟れるイメージが強いのですが。
きょうも雲のない青空。
広く晴れています。
きょうは、日差しに加えて、
南西の風が強く、
山越えとなる地域を中心に、
フェーン現象が加わって、極端な暑さになるところがありそうです。
予想最高気温は、
富山で27℃、埼玉の秩父や兵庫県の豊岡、鳥取の米子などで26℃の予想。
25℃以上、夏日になるところが続出しそうです。
東京も25℃の予想。
ただ、あすは広く雨になります。
長い前線が近づいてきて、
日本海側から雨の範囲がうつっていきます。
午前は日本海側では
ザっと強く降り、雷雨になるおそれがあります。
関東は、朝は局地的な前線による弱い雨、
夕方以降大粒の雨が降りそうです。
前線通過前は南西の風が強く、
通過後は西風が強まってきます。
強い風にも気を付けてください。
そして、気を付けなくてはいけないのが、
きのうもお伝えした黄砂です。
気象庁の資料には、
「前線通過後に黄砂」という表現が使われています。
しかし実際は、雨のあとというよりは、
黄砂を含んだ汚れた雨が降ると思います。
「春雨じゃ濡れていこう」
という言葉がありますが、
短い時間だし、寒くないから、
ちょっと傘は差さなくても…
をすると、洋服が汚れると思います。
すでに北日本の上空に、黄砂が浮遊していることが、
衛星画像でわかります。
予想はきのうの見通しからほぼ変わらず…
この黄砂、
数年ぶりに大規模飛来で濃いものになるおそれがあります。
北日本を中心に、
見通しが悪化して、空の便に影響が出るかもしれません。
木曜日はいったん晴れますが、
空が黄色く霞むでしょう。
金曜日になると、西から低気圧が2つ進んできます。
1つは太平洋沿岸を進み、
もう1つは日本海を進むことになりそうです。
広く雨が降り、風も強まって荒れた天気になるかもしれません。
日曜日、低気圧の動きが遅くなります。
北日本には寒気が流れ込んで、プチ寒の戻り。
極端な暑さの後の寒の戻りは、体にこたえそうです。
なお、南の海上の熱帯低気圧が、
今後台風になり、台風1号になりそうです。
今年は台風1号の発生が遅いイメージ。
日本に直接の影響はありませんが、
沖縄や奄美方面に、湿った空気を送り込む供給源になるかもしれません。
季節の歩みがはやい今年。
前線が停滞し始めたら要注意です。