年度末。
今年度は、夏休みを取りそびれたので
有給休暇を消化すべく、一日お休み!

前から行ってみたかった埼玉・春日部の「首都圏外郭放水路」へ。
コンクリートジャングルと化した関東平野では、
中小河川の洪水が相次ぐようになりました。
このため、溢れそうになった雨水を地下に取り込み、
トンネルを通して江戸川に流す地下放水路です。

ドラマでこの司令室見たことありませんか?

大雨でない限りは使わない部屋で、

頻繁に撮影が行われるんだそうです。

あいにく、しつこい雨…
と思ったら、移動中に止みました!

いざ、出発。
126段の階段を降りると、見事な地下神殿。

柱の数は59本。
この柱が水圧に耐えられるようにこの調圧水槽を支えているのです。
飛行機にも使われているガスタービンは、
1秒間に25mプール1杯分、
200tもの水を移動させることができるんですって。
川の水をそのまま移動させたら、
土砂やゴミも入ってくるのではないの?と思ったのですが、
人の手できれいに清掃しているそうです。

なお、いま年度末ですが、
今年度は、梅雨時と台風で5回、
この調圧水槽がいっぱいになったそうです。

水の跡がありますね。

 

過去に、最も水が増えたのが、
2015年9月の関東・東北豪雨。
鬼怒川が氾濫し、大きな被害が出たあの豪雨です。
もし、この地下神殿がなかったら、
もっともっと街に水が溢れていたことでしょう。

地上に出ると、さらに急速に天気が回復してきたので、
さらに足を延ばして、
幸手の権現堂桜堤へ。

青空と、満開の桜と、菜の花と…
絶景でした。

つかの間のお休み、堪能しました。