夜中は北風が強かったですが、
だいぶ収まってきました。
このあと冬型の気圧配置は緩んでくる見込みです。
北日本の吹雪も収まってくるでしょう。
東シナ海には前線がのびてきています。
夜にかけては低気圧ができる予想で、
九州では雨が降り出す予想。
あす朝になると、九州付近に前線を伴った低気圧が進んできます。
発達しながら、本州南岸を東進し、夜には紀伊半島の南に進みます。
きのうよりやや動きが遅くなりました。
九州では、暖かく湿った空気が流れ込み、雨雲が発達しやすいです。
雷を伴った激しい雨に注意してください。
低気圧の発達に伴って風も強まりそうです。
そのほかの西日本も広く雨が降り、
中国地方の山沿いでは、朝を中心に雪が降るでしょう。
東海沿岸には風の収束により、局地的な前線ができるため、
東海や甲信では、低気圧接近前の朝から雨や雪が降りそうです。
関東はこれまでの予想よりもやや降り始めが遅くなり、
昼ごろから雪が降り出す予想です。
朝から降るとなると都心でも10cm近くの大雪のおそれがありましたが、
雪が降る時間帯が短くなったことで、都心に関してはやや下方修正です。
昼ごろは本格的な雪になり、
シャーベット状の雪が積もるところがありそうですが、
寒気はしだいに北へと退き、
夕方の帰宅時間帯には、雪から雨に変わってきそうです。
ただし、東京23区内でも、世田谷、杉並、練馬区方面は積もりやすいでしょう。
夜には関東南部は全般に雨に変わる見込みです。
ただし、雪の降り始める時間が朝に早まったり、
北風により滞留冷気の南下が維持された場合には、
雨に変わるタイミングが遅くなり、
都心でも大雪になるおそれがある点に気を付けておきましょう。
一方で、山梨・長野、東京の多摩地方や埼玉、関東北部、東北太平洋側は、
気温が低いまま推移するため、大雪になりそうです。
東北太平洋側では、低気圧が近づく夜遅くからは、
急激に積雪が増えるおそれがあります。
大雪の警報級の可能性が、
静岡、山梨、長野、神奈川、東京、埼玉、群馬、栃木、福島、宮城県内に出ています。
高速道路は、中央道を中心に各道路、
山梨や群馬、栃木など郊外から乗り入れる路線を中心に、
鉄道は影響が大きくなりそうです。
電線着雪による停電やビニールハウスの倒壊などに注意してください。
きょうのうちに必要なものを買い揃え、
対策を行っておきましょう。
あさって朝には、低気圧は東の海上へ抜ける予想。
朝は、路面の凍結のおそれがあります。
入試シーズンであるため、時間に余裕をもって行動したいところです。
日中は太平洋側の天気は回復に向かう予想です。
日曜日は、北海道の北を低気圧が東へ進み、
北海道を中心に降雪が強まる時間がありそうです。
また、東シナ海には次の前線がのびてくる予想。
九州を中心に雨が降りそうです。
月曜日は、前線上に低気圧が発生し、
本州南岸沿いを東進する予想。
寒気が後退しているため、ほとんどの地域が降水は雨になりそうです。
積雪の多い地域では雪崩などに注意です。
低気圧通過後の火曜日・水曜日は、
冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が南下する予想。
水曜日には上空1500ｍ付近－9℃以下の寒気が関東～四国付近までを覆いそうです。
日本海側は広く雪が降り、風も強まって吹雪となり、荒れた天気になるでしょう。