穏やかな東京の朝。

マンリョウの実。

この実を目にして、昔、雪でうさぎさんを作ったなぁ。

 

23日は雪じゃなくて雨かもしれない、と子どもに伝えたら、

たいそうガッカリされました。


さて、このあと北日本は大荒れです。
低気圧が急速に発達しながら、北海道に近づきます。


今夜には、996hPaと、
半日で12hPaも下がる予想です。

夕方~あす朝が暴風のピークとなります。
雪も伴うために、猛吹雪で見通しが悪くなりますので、
帰宅時間帯はくれぐれも無理をしないようにしてください。

あす、閉塞点に低気圧ができ、東へ進む予想。
冬型の気圧配置となり、
日本海側は広く雪が降り、吹雪となりそうです。

太平洋側は、週末、晴れるところが多いですが、
日曜日は西から雨や雪の範囲が広がってきます。


九州の西から低気圧が近づいてくるためです。
日本海にも低気圧ができるため、
雪は山沿いが中心で、平地ではほぼ雨でしょう。
また関東の南に低気圧ができそうで、
この低気圧がまとまった場合には、
関東は日曜日夜から弱いながらも、雪が降る可能性があります。

そして、月曜日は、2つの低気圧が列島を挟みながら東進します。
岐阜や長野、山梨など内陸部では雪になるでしょう。

この低気圧が東に抜ける24日火曜日、
西から強烈な寒気が流れ込んできます。


統計史上1、2位となりそうなレベルの強い寒気です。
日本海側の積雪の急増はもちろん心配ですが、
太平洋側、
九州や四国などふだん雪が少ない地域でも大雪のおそれがあります。

暴風警報や大雪警報レベルに達しそうな地域がこちら。

影響範囲が広いです。

 

2016年の寒波では、
水道の凍結や給湯機の故障などで数日間、

水やお湯が出なくなるなど、
ライフラインに影響が出ました。
停電も発生しました。

対策をとるとともに、
雪かきの道具や備蓄品の補充など、
週末のうちに買い出しに行っておきましょう。

●水道の凍結対策
https://www.city.sapporo.jp/suido/riyosya/faq/toketu_01.html

https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/basic-knowledge/basic-knowledge_20230120_01.html
●給湯器の凍結対策
https://home.tokyo-gas.co.jp/gas/kiki/frozen.html
●備蓄品
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/basic-knowledge/basic-knowledge_20190725_10.html
●大雪になったら
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/basic-knowledge/basic-knowledge_20221205_01.html
●立往生
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/basic-knowledge/basic-knowledge_20211225_01.html


関東も23日月曜日が雨でも、
24日火曜日、寒気の流入のタイミングで、

都心も含めて雪が降るかもしれません。


また、25日水曜日の最低気温は-4℃の予想となりました。
前回-4℃まで下がったのは、2018年の大雪の後、1月25日です。
その前をさかのぼると…
大手町観測で、1970年の1月17日の-4.0℃となります。
(大手町の気温は高めに出やすいので、-4.0℃より寒かったかもしれません)

珍しいほどの厳寒となりますので、
いままでのやり方では対応しきれないケースも考えられます。
大雪対策、厳寒対策、よろしくお願いします。