気持ちのいい空。

高気圧に覆われて、広く晴れています。


放射冷却の影響で、各地で冷え込みが強まって、
北海道・陸別では、
今シーズン全国最低気温となる-7.0℃!
福島と宇都宮で初霜を観測。
関東では今シーズン初めて霜が観測されたことになります。

西日本には上空の薄い雲が広がってきていて、
気圧の谷が通過中の九州付近はにわか雨の可能性もありますが、
そのほかの地域は、
日中は、晴れの天気が続きそうです。

そして、水蒸気画像で暗く渦を巻いているところ、
大陸付近には寒冷渦があって、
ゆっくり南東へ進んでいます。


今夜、北海道付近に寒気を伴った低気圧が近づく見込みです。
北日本の日本海側ではしだいに雲が広がってきます。

 
この低気圧、動きが遅くなり、
北海道はあさってまで不安定な天気が続きそうです。

また低気圧からのびる潜在的な寒冷前線が、
日本海側から近づきます。
東北や北陸も、急な雷雨や突風などに注意してください。

関東から西は、引き続き晴れそうです。
南から暖気が流れ込みやすい気圧配置に変わるため、
気温はきょうより高くなるでしょう。


そして、けさ、フィリピンの東の海上で、

台風22号が発生しました。


きのうまでの予想より、
やや南を通り、南シナ海に抜けるコースになってきました。
ただ、本州付近の秋の空気と南の熱帯の空気との間で、
沖縄付近は前線帯にあたります。
あさって以降、南を通る台風周辺の湿った空気が
しだいに流れ込みやすくなる予想です。


特に、11月1日火曜日に高気圧の中心が東へ抜けると、
深い気圧の谷となり、東シナ海から本州の南に前線ができます。
前線上の沖縄付近に新たに低気圧ができる可能性もあり、
湿った空気の流入に伴って、
沖縄・奄美では雨雲が発達し、雨の量が多くなるおそれがあります。
西日本や東海も、雨が降り出す予想。
さらに、北日本には前線を伴った低気圧が近づく予想で、
北日本や北陸も、水曜日にかけて全国的に雨が降りそうです。
木曜日・文化の日になると、低気圧や前線は離れて、天気は回復傾向です。
その後、天気は周期的に変わりそうです。