太陽さんには雲に隠れてもらってたほうが、

歩きやすい…

でも、垣間見えるときの彩雲もまた美しいものです。

みなさん、きょう日中は比較的晴れるところが多いですから、
備蓄や防災グッズを再点検して、
電池や食料などの買い出し、
ケヤキやサクラも落葉をはじめているので、
側溝の掃除などもお願いします。

台風14号は、非常に強い勢力にまで発達しています。

目がはっきり。


しかも大型ですから、影響範囲が大きくなりそうです。
あすの夜、奄美に接近、
あさっての朝に屋久島付近に進む予想です。
その後、九州のすぐ西岸かもしくは上陸するおそれがあります。
九州を縦断するようなコースになりそうです。


進行方向右側にあたる、
宮崎県や鹿児島の大隅半島などは、
すでに雨量が多くなっていますが、
日曜日をピークに雨量が多くなり、
たった1日で800mmクラスの雨が加算されることになるかもしれません。

ダムの事前放流が始まっている地域もあり、

川はすでに危険です。
風も吹き荒れるため、
九州は大規模な停電が起きるかもしれません。
動きもゆっくりですので、
復旧に時間がかかることも想定していてください。

日曜日日中は、中国地方の日本海沿岸を進む予想です。
このコースで思い出されるのが、
2004年の台風16号です。
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/report/2004/20040827/20040827.html

西日本太平洋側で500mmクラスの大雨となり、
全国的に暴風が吹き荒れました。
また台風の接近と満潮が重なったことで、
高松港などで観測史上最高潮位を観測。
深刻な浸水被害が出ました。
今は、1年の中でももっとも海面水位の高い時期ですから、
今回も、高潮対策をお願いします。

東・北日本も、南風が吹き荒れます。
特に、北陸では、2004年の台風16号で暴風による被害が大きくなりました。
果樹の対策などをお願いします。

これだけ広範囲で、

大雨警報や暴風警報が出る可能性があります。

あすの予想をみていくと、


太平洋側の地域を中心に、

台風の一番外側の雨雲が断続的にかかる状態です。

晴れていても急にザっと雨が強く降ることがあるでしょう。

また、台風12号からパワーを受け取った前線が北海道にのびてきますので、
北海道は雨が強まる時間がありそうです。

 

あさっては、九州で大荒れの天気。

進路にあたる九州はもちろん、

四国の太平洋側も大荒れ。

そして、豊後水道を湿った風が吹き抜けるため、

ふだん雨も少ない瀬戸内でも大雨のおそれがあります。

雷や竜巻などの突風にも気をつけてください。

 

九州付近は、最大瞬間風速70mレベルの風が予想されます。

秒速70mは、およそ時速250km。

新幹線レベルのスピードで物が飛ばされてくると考えたらこわいですよね!

飛ばされやすいものは屋内にしまうとともに、

風のピーク時には、飛来物に気をつけ、外出は控えたいものです。

そのほかの地域も交通に大きな影響が出そうです。

3連休ですが、安全第一の行動を選択してください。