雨降りの通勤。
子どもが家を出る時間がピークだった…
もう止みそう！
西日本付近で前線が南下し、
昨夜は、大阪と京都府内で猛烈な雨が降り、記録的短時間大雨情報が出されました。
未明からは、福岡や静岡県内で非常に激しい雨が降り、
けさは神奈川・丹沢湖でも1時間に59.5ｍｍの非常に激しい雨が降りました。
心配していた中国地方では、
雨雲が停滞することなく動いたため、
広島県内の川で氾濫危険水位を超え、避難指示が出た地域がありましたが、
大規模な災害にはならず、一安心。
西日本～関東では、大雨の峠は越えてきています。
しだいに晴れ間が戻りそうです。
関東内陸部では、上空の寒気を伴った深い気圧の谷が通過するため、
もう一度雨が降る可能性がありますが、
比較的乾いた空気が入ってくるため、大規模な雷雨にはならないでしょう。
一方で、低気圧が日本海を東進し、東北に近づいています。
このあと発達しながら、東北北部付近を通過する予想で、
暖かく湿った空気が流れ込み、
低気圧周辺は雨雲が発達。
風も強まって荒れた天気になりそうです。
東北は今夜にかけてが雨のピークに。
すでに、今月記録的な大雨になっているため、きょうの大雨が新たな災害の引き金になるおそれがあります。
なお、先週400mmクラスの大雨になった青森・秋田付近は、
直近の土壌雨量をよく反映するキキクルよりも、
実際は危険度が高まっていると解釈した方がいいかもしれません。
https://www.jma.go.jp/bosai/risk
低気圧はしだいに閉塞し、閉塞点付近でも雨雲が発達しそうです。
北海道は、渡島半島付近、さらに太平洋側にも発達した雨雲がかかる予想。
北海道の東部では、あす朝にかけて、激しい雨が降り、雨の量が多くなりそうです。
あす日中は、大陸から移動してきた高気圧に覆われて、広く晴れそうです。
8月上旬から続いた度々の大雨もようやく終了！
長かった…
強い日差しの力で、関東から西で最高気温は30℃を軽く超えてきますが、
カラッとした空気に入れ替わるため、暑さの質が変わってきます。
汗が吹き出すような蒸し暑い猛暑というよりは、
日陰に入れば比較的風が心地よく感じられるような体感になりそうです。
ただ、前線のしっぽにあたる九州付近だけは、
湿った空気が流れ込みやすい状況が続くため、雨が降りそうです。
あさってになると、西から前線を伴った低気圧が進んでくる予想。
また北の低気圧からのびる前線が北日本付近を通過する見込みです。
西日本や北陸・北日本の日本海側を中心に雨が降りそうです。
この前線、日曜日にかけて、ゆっくり南下します。
前線の通過のタイミングで雨が強まることはありそうですが、
いまのところ大雨にはならない見込みです。
日曜日午後は、しだいに日差しが出るところが多くなりそうです。
月曜日は、前線は本州の南に離れ、広く晴れそうです。
火曜日になると、北の低気圧からのびる前線が、北日本付近に近づく予想です。
日本海側から雨の降り出すところがありそうです。
水曜日には、気圧の谷が深まりながら通過するため、
全国的に雲が多くなり、北日本や北陸を中心に、雨が降りそうです。
来週は、南から高気圧に覆われる夏の気圧配置から、
天気の主役がコロコロ変わる、
秋の天気へ踏み出す1週間になりそうです。