きのうは子どもが、お友達と山梨に遠足に行ってきました。
バスから降りると、

疲れた表情も見せず、自分で狩った桃を手渡してくれました。

おいしそう!

 

まだ天気を判断し、対応する能力があまりないので、

雨が降ったらいやだな、と思っていたのですが、

一昨日の夜、日本海で急に低気圧が発生。

東海や甲信を中心に発達した雨雲がかかる予想に変わり…

きのうは「推計気象分布」とにらめっこ。

結局、ずっと晴れていたようです。


それだけ天気予報がブレやすくなっています…

この先しばらく太平洋高気圧の張り出しが弱く、
一方、オホーツク海に中心を持つ高気圧が停滞する予想。

日本付近は、高気圧と高気圧の間の気圧の谷です。
上空の寒気が流れ込みやすく、
南からは湿った空気が流れ込み、
日本海を度々低気圧が通過する予想です。
大気の不安定な状態が続いて、局地的な大雨が起こりやすい気圧配置です。

きょうは、北海道で雨。
北部の低気圧とは別に、東部にも小さな低気圧があって、上空に寒気も伴っています。
北海道は、午後も大気の不安定な状態が続き、雷雨に注意してください。

それとは別に、上空に寒気を伴った深い気圧の谷が朝鮮半島付近から近づいています。
また、南からは太平洋高気圧の縁をまわるように暖かく湿った空気が流れ込んでいて、
東シナ海には真っ白な発達した雲がみられます。


予想以上に発達している状態。

午後は、深い気圧の谷が本州付近を通過する予想で、
広く大気の状態が非常に不安定になります。
急に激しい雨が降る可能性があります。


東シナ海~日本海の海面水温が高く、
予想以上に雨雲が発達したり、雨雲が同じような場所に停滞したりすると、
記録的短時間大雨情報が出されるような猛烈な雨になることも!


特に、西日本から北陸にかけては、前線のような形となり、
この前線帯で雨雲が発達しやすいです。
今夜遅くからの山陰~北陸付近の雨の降り方には注意してください。

あすは、低気圧が日本海から、北陸~東北日本海側に進む予想です。
低気圧に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、
明け方にかけては、北陸や東海、甲信付近で、雨雲が発達しそうです。


日中は、低気圧が近づく東北日本海側で、
局地的に大雨になるおそれがあります。
落雷・突風などにも注意してください。
関東も、あす夜は広い範囲で雨が降りそうです。



木曜日から金曜日は、前線を伴った低気圧が朝鮮半島から日本海に進みます。
本州付近は広く低気圧に向かう湿った空気の通り道に。
さらに、土曜日以降、次の低気圧が朝鮮半島から日本海へ南下する予想。
さらに上空には寒気が流れ込み、大気の状態は不安定に。
また、土曜日ごろからは、本州付近で前線がしだいに明瞭になってきそうです。
梅雨末期のような気圧配置になるおそれもあるため、
気を付けたいところです。