きょうは11時半に衝撃的なニュースが入り、混乱気味。

おそらくテレビ等では、

気象情報や天気予報に割かれる時間が少なくなるでしょう。

ただ、天気予報もしっかり確認していただきたい日です。


梅雨末期に流れ込むような大陸由来の湿った空気、
台風4号が持ち込んだ湿った空気、
さらに、大陸の元台風3号からのびる低圧部に向かう湿った空気…
雨雲が発達する条件が整っています。


こういったときは、
気圧の谷が近づいたり、山に湿った風がぶつかったり、風通しがぶつかったりといったきっかけで、
災害に直結するような豪雨が起きるおそれがあります。

中国・四国を縦断する真っ白な雲が心配です。

週末にかけて、
普段雨の少ない2大地域で、大雨のおそれがあります。

まず中国・四国地方。
西からの湿った風と南東からの風がぶつかっていて、
南北にのびる雨雲が連なっています。
このあと上空の気圧の谷が通過するタイミングで、
非常に激しい雨になりそうです。

日本海の海水温が高いこと、
上空の風が弱いことで、
雨雲が発達しやすく、しかも同じ場所にとどまる可能性があります。

九州北部も湿った風の通り道です。

もし、豊後水道を354Kという梅雨末期レベルの湿った風が吹き抜けると、
雨に対して地盤が強くない広島など瀬戸内側の地域で
猛烈な雨になるおそれもあります。


今夜からあす明け方の暗い時間帯に、
大雨のピークになりそうですから、
今夜は安全な場所でお過ごしいただき、
自治体からの情報に気を付けてください。


そして、北日本の太平洋側。
台風から変わった低気圧が、ようやく動き出します。
東の高気圧に阻まれるように、やや陸地側によって北上するため、
東北の太平洋側や北海道を中心に雨が降りそうです。
あさってにかけて大雨になるおそれがあります。


そのほかの西・東日本は、
晴れ間も出ますが、にわか雨もある変わりやすい天気が続きます。
屋外では、空模様の変化に気を付けて、暑さ対策もしましょう。

来週も変わりやすい天気が続きそうです。