閲覧注意、虫苦手な方はすっ飛ばしてください。


リビングでまったり過ごす日曜の夜、バタバタと突然の羽音。

ひゃー!

エアコンつけて窓閉め切ってるのに、どこから侵入!?

子ども部屋に行くと、

山梨のサクランボ狩りの時に持ち帰ったカブトムシの幼虫がいなくなっていた…

いつの間に羽化してたの?

そろそろ蛹室作ってあげなきゃと言ってたのに、一人で出てきたのね…たくましいなぁ。

とりあえず、お誕生日おめでとうのバナナをプレゼントしてみました。

いやー、びっくりした。

あの羽音はトラウマだわ。


でも、羽化後の飛び立ちがもしも一日遅く、

きょうだったとしたら、

エアコン不用で子ども部屋の窓を開け放していたので、

この子には会えず仕舞いだったかもしれません…



さて、きょうは風が吹くと涼しいものの、

肌にまとわりつくような湿気で蒸し暑く感じます。

9日連続猛暑日となった東京は、きょうは30℃の予想。

変わりやすい天気、
さあ、梅雨のやり直しです。

天気の傾向を一変させたのは台風4号。


あす朝~昼ごろ、九州北部かなり接近、上陸するおそれがあります。

今回は、湿った空気が持続的に流れ込むため、
台風の中心から離れた地域でも大雨になること、
また動きが遅いため、影響があさってにかけて長引く点に注意です。

今回の台風、元々いびつでしたが、
いまだ中心よりも南東側に雨雲が偏っています。


可視画像では中心の渦が見えますが、
赤外画像では中心付近に発達した雲はみられません。
つまり、中心よりも離れた東側の方が雨を降らせるパワーが強いのです。

台風の東側では、台風周辺の湿った空気に加えて、
太平洋高気圧の縁辺をまわる湿った空気が西・東日本に広く流れ込みやすい状態です。
さらに、北日本上空には、寒気も流れ込んできています。
広範囲で大気の状態が非常に不安定。
きのうは、京都府や福井県内で猛烈な雨が降り、
記録的短時間大雨情報が出されました。
きょうも、高知・室戸岬で猛烈な雨が降ったほか、
東海や北陸でも激しい雨を観測しています。

特に、あすになると、
台風の湿った空気がいっそう流れ込みやすくなり、
さらに高気圧の縁辺流と合流し、
四国や紀伊半島付近に、暖かく湿った空気が集中的に流れ込みそうです。
比較的大雨に対して地盤の強い地域ではありますが、
風が収束すると、南北に雨雲が線状に連なり、
山沿いだけではなく市街地にも発達した雨雲がかかるかもしれません。
また、紀伊水道を湿った風が吹き抜けると、
兵庫県など瀬戸内側でも雨雲が発達する可能性があります。
上空の風が弱いために、ひとたび雨雲が発生すると、同じところに雨雲がとどまり、
雨量が多くなるおそれもあります。

さらに、過去には台風から離れた地域で、竜巻が発生したケースも多いため、要注意です。



また、本州付近上空の風の流れが弱いため、動きが遅く、影響が長く続きます。
台風は、九州北部に上陸したあと、夜には四国付近へ進む予想。
その後は、弱まりながらも本州付近を西進し、
あさって朝に東海付近へ達し、温帯低気圧に変わる見込みとなっています。
あさってにかけて、九州~関東で大雨のおそれ。
すでに24時間雨量が250mmを超えているところもあり、
このあとさらなる大雨で、総雨量は400~500mmクラスになりそうです。

あさってになると、西から天気が回復しますが、
地面には雨水が大量に含まれますから、
川や山など危険な場所には近づかないようにしましょう。

金曜日には次の低気圧が進んできて、
土曜日にかけて雨の降りやすい状態が続きます。
大雨の後ですから少しの雨でも警戒モードを緩められません。

先週は猛暑が長丁場でしたが、
今週は大雨が長丁場です。