関東の雪予報。
きのうの夕方の資料で、大きく見通しが変わってきました。
南岸低気圧の北側に発生予想の小低気圧が、
上空の気圧の谷との対応がよくなり、まとまる予想になったのです。
関東南部には、この小低気圧の雪雲がかかり、
正午過ぎには、国交省の関東地方整備局の観測では神奈川・箱根で2cmの積雪を観測。
東京でも10時過ぎに観測された2.6℃を最高に気温が下がり続け、
気温が氷点下になったタイミングで、積雪を観測しました。
東京の最高気温が3℃に届かないのは、2003年1月3日以来19年ぶりのことです。
東京・神奈川・千葉、埼玉県内の一部に大雪注意報が出ています。
特に、このあと千葉県内では、今夜遅くまで断続的に雪雲がかかる予想となっています。
寒気も強いために、降った雪がそのまま積もりやすい状況です。
帰宅時間帯は、交通への影響や路面状況にくれぐれも注意してください。
場合によっては、平地でも5〜10cmの積雪になるかもしれません。
そして、あす朝の最低気温は、東・北日本では軒並み氷点下の予想です。
東京や千葉も-1℃の予想で、
関東では、雪が止んだ翌日にスリップ等の搬送者数が増える統計データもあります。
車の運転はもちろんですが、
凍結しやすい橋の上などを、
バイクや自転車で走行する際はくれぐれも気を付けてください。
タクシーやバスを降りた場所、
地下からの出口、
ビルの日陰も危険箇所です。
このさき、南岸低気圧が予想されるのが、9日日曜日です。