きのうは暴風による交通の乱れに巻き込まれ、
大変な思いをしました。
昨夜は、瞬間的に40mを超える暴風が吹いたところもあり、
秋田県内など深刻な停電被害が出ています。
また、強い寒気の影響で、
鳥取で12cm、山口で8cm、佐賀で4cm、福岡・長崎で2cmなど、
西日本の市街地でも雪が積もりました。
福岡では、昼の時点で、気温が氷点下のまま。
過去、真冬日はたった4回しかありません。
午後は少し上がる予想ではありますが、もし真冬日のままだと1977年以来のことになります。
広範囲での風のピークは過ぎましたが、
大雪はまだ続く予想です。
特に心配なのが、北陸です。
福井県内ではたった6時間で40㎝近い雪が降り、
「顕著な大雪」に関する情報が出されました。
原因は、日本海寒帯気団収束帯、JPCZの雪雲の列です。
このあとも、日本海のJPCZに伴う雪雲が流れ込み続ける予想です。
記録的な大雪になるかもしれません。
また、気がかりなのは、北海道の日本海側から近づく低気圧。
今夜からあすにかけて、
局地的に風雪ともに強まって、札幌などでも積雪が急増するおそれがあります。
九州もこのあとまた雪が強まる予想で、
さらに積雪が増えるでしょう。
あさって昼過ぎには、広範囲での雪の峠は越える予想です。
ただ、あさって夜遅く、小さな低気圧が新潟~山形付近に近づく予想で、
また降雪が強まるタイミングがあるかもしれません。
そして、11日夜から12日にかけては、
本州南岸を低気圧が通過する予想です。
いわゆる南岸低気圧で、太平洋側で雪になるパターンです。
東京にも12日火曜日は、雪マークがつきました。
寒気が残っているなか、低気圧が発達しながら通過する予想です。
すでに大雪になっている地域からすれば、
笑われてしまうような降雪かもしれませんが、
ひと度降ると影響が大きいのが関東の雪。
まだブレ幅が大きい予測ですので、
今後もお伝えしていきます。