こちらの方も、木陰で休んでいます。
暑い…
関東は暑さ和らぐって言ったのだれ?
すみません、私です。
申し訳ありません。
もうちょっと雲の多い空になるイメージだったんだけどなぁ。
雨雲は、千葉県で局地的に発達しているのみ。
北東からの風が少しクールダウンしてくれると思ったのに…
いや、実際に風向きは確かに北東。

でも、海から風が入ってもあまり気温は下がらないのは、
上空の温度が高すぎること、
日差しが強すぎること、
地面に熱がこもっていること、
そして、海も熱いこと…
海面水温高すぎ!
すぐそばまで30℃の海域が迫っている!
そもそも30℃以上のゲージなんて海水にないのに!
本当にきょうはしのぎやすいかもと、ぬか喜びさせてしまった方、ごめんなさい。
 
きょうは、地上気温40℃の目安の暖気は、
九州~東海付近。
山口と大分・日田、熊本・人吉が39℃の予想です。
あと気象庁の予想気温の地点にはありませんが、
高知・江川崎で気温が高くなるパターンです。
 
もしも九州で40℃が記録されたら、気象の歴史的事件です。
だれも経験したこともないような危険な暑さになるおそれがありますから、
決して無理はしないでください。
あすも西日本を中心に猛暑が続きます。
大分・日田はあすも39℃予想です。
 
こんなに風も海も熱いと台風が心配ですが…
きょうは南シナ海で台風7号が発生しました。
この台風は、西へ進むので、日本への影響はありません。
 
ほかにあやしい気配はないかな、とチェックすると、心配事を発見。
週間支援図にある「C」スタンプ。
寒冷渦ができる兆候の1つで、寒冷渦付近では、
熱帯低気圧、つまり台風の卵ができることがしばしばあります。
う~ん。
 
すると、アメリカのモデルが、沖縄近海に熱帯低気圧を予測しています。
すべてのモデルが予想しているわけではないので、
確度はまだ高くないのですが、
万が一、発生して、高気圧が弱まるタイミングにあたると、
本州のすぐ南まで近づく可能性もゼロではありません。
しばらく注目を続けたいと思います。
 
なお、今週後半、もっとも気を付けたいのは、雷雨です。
あさってより金曜日、金曜日より土曜日…と
大規模雷雨の確率が上がります。
晴雨兼用の傘を用意。
予定に余裕をもって、雨が降り出したら、
建物内で雨宿りをすることも検討してください。
もし、熱帯低気圧ができれば、
降り続くタイプの雨に変わる可能性もあります。

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コメントありがとうございます。
隣の子、よく見ていてくれましたね。
そういうところに気づくこまやかさも大切ですね。
悔しかったでしょうね、おにいちゃん。
なんとか回復してくれますように。

 
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