昨夜からけさは、激しい雨音でした。
千葉県内では、1時間に100mmクラスの猛烈な雨が降り、
立て続けに記録的短時間大雨情報が出されました。
関東の雨はピークは過ぎましたが、
このあと夕方にもうひと雨ありそうです。
特に2回目の雨は、川の上流にあたる長野や福島、関東の山沿いで降りますので、
平野部にお住まいの方も情報に注意していてください。
そして、心配になってきたのが、台風20号。
このあと沖縄・奄美付近に進み、四国の南で温帯低気圧に変わる見込みです。
台風の進路によっては風も強まるでしょう。
さらに、本州の南に停滞する前線と一体化して、
22日祝日は東日本で大雨のおそれがでてきました。
なお、まだ21日や22日の予報円が大きいですが、
これは、モデルによって進路予測のバラつきが大きいからです。
日本のモデルでも、MSMとGSMで21日の計算値にこんなに差が!
MSMのほうは、予報円に入っていないので除外といえますが、
進路が早まる可能性があるという参考情報になるでしょう。
引き続き、警戒をゆるめられません!
なお、気象庁によると、グアムの東の熱帯低気圧が、
今後台風にまで発達する予想です。
海外モデルが計算している通り、
南の高気圧が弱まるタイミングなので、関東の南の海上で、
小回りに北東に進む可能性が高いとは思いますが…
本州南岸に前線が停滞するタイミングとなると、また影響度合いが変わってきますので、
こちらの動向にも注目していきたいと思います。
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◎朝日新聞デジタル『&TRAVEL』寄稿記事https://www.asahi.com/and_travel/20190913/137048/