けさは雨の中の通勤。
前線はゆっくり日本海側から太平洋側に南下しています。
南の海上で熱帯低気圧が発生、
高気圧の縁をまわって熱帯の空気が流れ込んでいて、
種子島・
8月は例年さほど雨が強まらない時期でもあるため、
九州北部の雨は一段落しましたが、
これまで記録的な雨量となっているため、
過去には雨がやみ数日後に土砂崩れが起こったケースもあります。
また復旧作業は熱中症に気をつけ、
避難所などいつもと違う場所で過ごしている方は、
きょう午後は、
近畿や東海・北陸、
激しい雨が降るおそれがあります。
あすになると、
太平洋沿岸まで前線が下がって、
2つのコンピュータの計算値が大きく乖離していますが…
太平洋側を中心に雲が多く、時折雨の降る天気となりそうです。
ただ、あさって午後になると、
再び九州北部では雨が降りだす予想になっています。
今のところ、強い雨は予想されていませんが、
土砂崩れなどには気をつけて、過ごしたいものです。
さて、来週は前線がまた日本海まで北上する予想です。
前線に近い北陸や東北を中心に雨の降りやすい天気が続きそうです。
また、湿った空気の通り道となる西日本もくもりがち。
ただし、前線の活動は、いまのところそれほど活発にならず、
きょう「東日本日本海側と西日本の日照不足と長雨に関する情報」
前線がしばらく停滞する予想のなか、
9月第2週にかけて、
追いかけるように、もう一つの擾乱も新たに予想され、
シルバーウィークに向けて心配な気圧配置です。
秋雨前線の活動を活発にさせる可能性もあるため、
さて、最後に…
気象業界の成長が追いついていないのではないか、
気象予報士制度導入から25年、全国に散らばる1万人の予報士をもっと生かせないか、
地方に住む有資格者が居ながらにして議論できる機会はないのか、と。
気象予報士の支援・育成制度を整えたいと、
気象庁の予報官と話し合ってきました。
取り組みの第一弾として、
あさって9月1日より、メールマガジンを始めます!
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みな予習しかしませんが、本当は復習が大切。
事前に危険信号があったのか、通常と違う風の流れはあったのか、
過去の予想資料を振り返ることは、
未来予測の礎になります。
ただ、予想天気図しかり、過去の予想データは消えてしまうことが常。
隔週で発刊されるメールマガジンでは、
直近2週間の過去の予想データを復習して、
今後2週間の予想を組み立てる流れです。
個別質問を受け付ける代わりに、
月にワンコイン購読料を頂くことにしました。
ただし、この購読料は、
自然災害に遭われた方への義援金とさせていただく流れになっています。
難しいご質問や専門的なご意見は、
気象庁の予報官はじめ、各専門家に伺う予定です。
若葉マーク予報士さん、
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気象を専門的に学びたい方、
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