仕事が多忙を極めてきましたが、笑顔に癒されました。
時が流れるのは早いもので…
アメリカで生活するメグこと、青山愛ちゃんが修士をおさめ、一時帰国。
愛くるしい茶目っ気たっぷりの笑顔が、
かわいらしくてたまりません。
集まったのは『報道ステーション』元祖天気班の仲間たち。
海外生活のことから懐かしい昔話まで、
夜更けまで鍋を囲んで、話し続けました。
ちなみに、鍋奉行をやってくれたのは、
林美沙希アナ。
ミサキチもいまや立派な報道キャスターとなりました。
報ステお天気4姉妹の育成担当おばちゃんの私としては、
本当に嬉しい限りです。
さてさて…
きのう突如として、
台風発生の可能性が出てきましたが、
きょうお昼の段階では、まだ台風にはなっていません。
熱帯低気圧から台風に格上げされる基準は、
最大風速がおよそ17m以上になるかどうか。
奄美付近を通過した段階で、最大風速は15m。
今夜には18mになる可能性がある、というのが気象庁の見立てです。
ただ、雲画像をみると、
台風の特徴である同心円の形にはなっていません。
比較的暖かい黒潮の海域を通り、夜になって17m以上の風が吹き出して、
台風になった直後、いきなり紀伊半島に上陸なんてことなると、大混乱が起こるおそれがあるので、
たとえ発達の可能性が低くても、可能性がある限りは、
事前アナウンスを出さざるを得ないようにも思います。
本当に台風になるのか未だわかりませんが…
いずれにせよ、
大雨に警戒が必要なことは変わりありません!
このあと太平洋沿岸を沿うように東進する予想です。
今夜にかけては西日本、
日付けが変わるころから明け方は東海、
明け方から朝は関東で雨のピーク。
関東は、9時にはほとんどのところで雨が止んでいそうですが、
夕方にもうひと雨ありそうです。
もう一つの熱帯低気圧は、
けさ、九州の西で低気圧に変わりましたが、
このあと日本海に進んで、梅雨前線に熱帯のパワーを送り、活発化させます。
新潟~青森は次々と活発な雨雲が流れ込んで、大雨。
普段雨になれていない日本海側は災害につながりやすいので心配です。
熱帯由来の湿った空気は、
思いがけないスピードで雨雲を発達させます。
去年の西日本豪雨も、
天気図に現れない熱帯低気圧が2方向から湿った空気を運んだのが要因の一つでした。
今回も台風になりそうな熱帯低気圧の湿った空気、
元熱帯低気圧が梅雨前線に運ぶ湿った空気、
高気圧のふちをまわる南海上からの湿った空気、
3つの湿った空気が集まります。
くれぐれも油断しないようにお願いします。
なお、土曜日はいったん前線は弱まりますが、
日曜日にはまた日本海側で大雨になりそうです。
今回の雨で地盤が持ち堪えても、次の雨で土砂災害がおこるおそれがあります。
気をつけましょう。
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17時追記
表層水温25℃以上の黒潮の暖流の海域を進み、
四国沖で急速に熱帯低気圧の雲がまとまってきました。
このあとまもなく台風に変わり、
あす朝にかけて、太平洋沿岸部を沿うようにして、関東の東に進みそうです。
沿岸部中心に激しい雨と風に警戒です。
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