きのうは、前の職場の友達が、私のランチタイムにあわせて、
渋谷に遊びに来てくれました。
テラスランチが気持ちのいい季節。
気温が高くても、まだ湿度の低く、
日陰に入ってしまえば、しのぎやすいのが5月です。

「なんか疲れてるねー」
うぅ…
久しぶりに会った友達に言われると凹む言葉。
できれば、楽しそうとか生き生きしてる、と言われたいものですが。

いつも以上にゲッソリしていたのは事実。
おとーさんが出張で、いつも以上にやること満載だったのです。
北海道のお土産がいっぱい。
なんかムシ歯になりそうなチョイスだなぁ…
 
さて、この北海道を含めて、
全国で季節はずれの暑さに警戒です。
 
今回の暑さの特徴は…
①5月としては異常な最高気温
②高温が長引く
③朝は涼しいため、気温差大
 
①5月としては異常な最高気温
暑さのピークは日曜日になるところが多く、
日曜日の最高気温は、
36℃:福島
35℃:北海道・帯広、甲府、岐阜
34℃:山形、前橋、埼玉・熊谷、長野、名古屋、京都、鳥取
33℃:北海道・旭川、札幌、盛岡、宇都宮、富山、福井、奈良、岡山、
32℃:東京、新潟、金沢、大阪、松江、高松、佐賀、熊本
などの予想。
30℃超の真夏日になるだけでもニュースなのに、
35℃の猛暑日なんてびっくりです。
各地で5月の史上最高気温を更新することになるでしょう。
北海道で5月に猛暑日は、歴史に一度もありません。
 
②高温が長引く
東京の予想最高気温は、
きょう:31℃
あす:32℃
日曜日:32℃
月曜日:31℃
火曜日:30℃
と、来週前半にかけて5日連続真夏日が予想されています。
5月にこれだけ真夏日が続くのは、過去に例がありません。
今回は、ただ気温が高いだけではなく、
その暑さが長く続くことも特徴です。
 
③朝は涼しいため、気温差大
けさ、布団を蹴飛ばしていた私は、
ひやっと寒さで目が覚めました。
寝るときはあんなに蒸し暑かったのに…
北海道・帯広は、
日曜日昼間は35℃まで上がる予想ですが、朝は12℃の予想。
福島も、
日曜日昼間は36℃まで上がる予想ですが、朝は16℃の予想。
朝と昼で20℃以上の差があります。
一般に、気温5℃で服装1枚ですから、調整には4枚ほど必要。
そして、朝家を出るときの涼しさに油断しがちなのも事実です。
夜間はしっかり着て、よく休んで、昼間の暑さに備えましょう。
 
この3つの特徴が生まれるのは、
きのうもお伝えしたように、偏西風が大きく蛇行しているからです。
こちらは、大気の骨格を示す、いわばレントゲンのような“水蒸気画像”。
大気の流れに淀みができています。
ちなみに、去年の5月24日は、大陸から日本にかけての流れはスムーズでした。
大気の流れが淀んでいることで、
・フライパンのような陸地で暖気が一層強められ、40℃近い暑さをもたらすレベルになる
・日本付近でも暖気の動きがノロノロに
さらに、この大気は、大陸からもたらされる乾燥したものなので、
・朝と昼間の気温差が大きくなる
のです。
 
逆に、空気が乾いている分、
日陰に入れば、気持ちのいい風が吹いています。
東京は30℃を超えて真夏日になりましたが、
湿度は15%まで下がっています。
 
意識的に、
涼しい日陰に入って、
体から奪われる水分を補うべく、経口補水液などをとり、
休憩をしましょう。
 
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15時追記
大陸に滞留していた空気が流れ込むため、
あす以降、PM2.5の濃度が高くなるおそれがあります。

  (九州大学HPより)
外出予定の方は、
光化学スモッグ情報とあわせて、
自治体の情報に気をつけてください。
 
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コメントありがとうございました!
*保冷剤のアドバイス、助かります。
幼稚園の先生が困らないように、まずは相談してみます!
*みわさま、ご無沙汰してます。
先日の記事にコメントありがとうございます。
お住まい、仁徳天皇陵の近くなんですね。
大きい公園、羨ましいです。
世界遺産登録となると、これから賑やかになりそうですね。