きょうは、松江、鳥取、熊本から桜の開花の便りが届きました。
 
全国のトップを切って、長崎で桜が開花したのは、20日水曜日のこと。
例年、開花から1週間ほどで満開を迎えるので、
今の標本木の様子を取材したところ…
「まだ1~2分咲きなんです」
え~!びっくり。
開花から満開まで記録的に時間を要する年になるかもしれません。
寒さを経験してこそ花を咲かす桜、
この冬、気温がマイナスになる“冬日”が一日もなかったため、寝起きがいまいちの花もあるのかもしれません。

なお、長崎で開花から満開まで、過去最も日数がかかったのは、
1976年の16日で、
2011年も15日かかっています。
 
一方、東京や横浜では、今週後半にも満開となりそうです。
 
お花見予定の週末が待ち遠しいですが…
暗雲が立ち込めてきました。
 
年間で最も天気が重要視されるであろう週末のひとつ、
今度の土日の天気予報に大きな変化が出てきたのです。
 
土曜日、日本海で新たに低気圧ができる予想となり、
広く雨が降る可能性が出てきました。
上空には寒気が流れ込んできていますので、
仙台などで東北太平洋側では雪になるかもしれません!
 
日曜日も、西日本からまた別の低気圧が接近する可能性が出てきました。
すっきりしない天気が続き、西日本では雨が降るところも。
ということで、気象庁の11時発表の天気予報でも、
東京の土曜日は雨、日曜日はくもりマークに。
 
とはいえ、土曜日、日本海から低気圧が近づくパターンとなれば、
関東は南風が雨雲を吹き上げる“箱根ブロック”がきいて、
雨が降らずに済む可能性もあり、まだ望みは捨ててはいけません。
このため、気象庁の予想の自信度ともいえる信頼度は『C』。
(ただ、雨が降らなくても強風対策は必要になってきます)
 
今度の土日の天気は、まだ不確定要素が大きいと思って、
天気予報をこまめにチェックしてください!