午前中、気象庁から、
朝9時の札幌上空およそ1500mの気温が
1957年の統計開始以来最も低い-24.4℃だったと発表がありました。

正真正銘の史上最強の寒波です。
札幌の最高気温は、日付が変わった直後の-10.1℃。
このまま夜にかけても上がらなければ、40年ぶりの寒さとなります。

札幌雪まつりの開催期間。
さぞ過酷だろうと現地の方に聞いてみると、
雪のやんでいる間は、写真を撮るなどしてみなさん元気に観光しているとのこと。
チコちゃんも無事…
海外からの方が多くて、寒さに強いのかな?

北海道では、あす朝にかけてが寒さの底となりますから、
引き続き、水道の水抜きや車のバッテリーなど管理をしっかりお願いします。
またどんなに寒くても換気はおこなってくださいね。

そして、心配になってきたのが関東の雪。
都内も含め、大雪のおそれがでてきました。
南岸にできる低気圧が発達する傾向になったのです。
 
今回は、寒気が強いため、降水があればほとんど雪。

朝6時の時点では、

雪の降っている地域はありませんが、
9時に関東沖で低気圧が発生すると、南部で弱い雪が降り出しそうです。
12~15時、雪の降り方がピークを迎えます。
18時以降、しだいに西からやんできますが…
上空の正渦度移流の影響で、
雪雲がすんなり抜けない可能性もあります。
茨城・千葉など東部ほど雪の降る時間が長くなり、
積雪も多くなりそうです。
 
あすの予想降雪量は、平野部で5~10cm。
都心も7〜8mmの降水が予想されています。
まだ発生もしていない低気圧なので、予想は不確かではありますが、
降り出しから雪の場合は、降水量=積雪量になるケースもあります。

特に、都市活動で排熱の少ない土日は、過去の経験上、気温が低いままとなり、雪が積もりやすい傾向にあります。

当日の気温が0.5℃違ったり、
降水がちょっと強まっただけで、影響は大きく変わります。

最近はスマホで現在の気温がわかるようになりましたが、

気温が0℃台であれば、みるみるうちに積もっていきます。

行動の目安にしてください。


鉄道、高速道路、空の便など各交通への影響、

また電線への停電による停電が起こりやすいです。

念のため、暖をとるものや充電器などを用意しておきましょう。

 
そして…
予報が変わってきたのが、11日建国記念の日です。
まだ予想は不確かですが、
再び、南岸を低気圧が通過する予想になりました。
今回ほど寒気は強くありませんが、
11日の午前中も雪が降るかもしれない、と
頭の片隅に入れて置いてください。

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コメントありがとうございます!
札幌は来週もずっと最高気温が氷点下ですね…
火曜日から水曜日は風も強まりますから、寒さ対策万全になさってくださいね。