通勤途中、木の葉がヒラヒラ…
と思ったら、モンキチョウ。
花から花へ飛び交っています。
12月にモンキチョウに会えるなんて!
きょうは、季節がいつなのか惑うほどの暖かさ。
季節はずれの暖気が日本列島に流れ込んできています。
きのう関東手前で暖気をせき止める可能性があった前線は、
昼前には離れていきました。
東京は、気象庁の予想以上に気温が上がりそうです。
各地、記録的な高温になりそうです。
福岡は26℃まで上がって、12月初の夏日。
そのほか予想最高気温は、
金沢・富山・鳥取・松山・長崎24度、松江23度、高松・山口22度、札幌15度など、
12月の観測史上1位の気温になりそうです。
大阪も23℃の予想ですが、予想より上がって、やはり12月の記録になる可能性があります。
また、沖縄・波照間空港や宮古空港では、真夏日目前。
きのうの西表島の記録29.4℃を上回り、
全国の12月の高温の記録2位を打ち出すかもしれません。
ただ、あすには、空気が入れかわって、
日本海側ほど、きょうからの気温の落差が大きくなります。
札幌3度、青森6度、金沢12度、松江13度など、
最高気温がきょうに比べて、10度以上低くなるところもあるでしょう。
激しい寒暖差は体に堪えます。
体調管理がんばりましょう。
そして、問題は週末です。
真冬にやってくるような寒気が流れ込んできます。
北日本では記録的な強さの寒気になるかもしれません。
北日本を中心に、風も吹き荒れ、猛吹雪。
日本海には収束帯(JPCZ)ができるため、
北陸では平地でも、積雪が急に増えるおそれがあります。
初雪がいきなり大雪で、ノーマルタイヤでは立ち往生してしまう危険があります。
タイヤ交換はみなさん、お済みですか?
近畿北部や山陰など西日本の平地、
風向きによっては東海など太平洋側でも雪の降るところがありそうです。
東海道新幹線に影響が出やすいパターンです。
きょうの高温傾向から一転、びっくりするような真冬のような寒さになりそうですから、
注意してくださいね。
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21時追記
きょうは、蓋を開けてみれば、実に350地点以上で、
12月の史上最高気温を記録しました。
気象の歴史に残る一日。
もし、今後、温暖化などが進めば、この記録も塗り替えられてしまうかもしれませんが…
気候変動初年なのかもしれません。