きょうは、初めてレインブーツで出勤してみました。
6月にびしょ濡れになったのをきっかけに購入しました。
雨の降り方は強くはないのですが、
強風に小雨が舞って、濡れやすいタイプの雨です。
 
関東は、直径950kmほどある台風13号の強風域に入りました。
依然強い勢力で、
このあと暴風域を伴った状態で、
今夜遅くからあす明け方にかけて、
千葉県や茨城県にかなり接近する見込みです。
今のところ、沿岸部をかすめるように進む見込みですが、
予報円の西側を進めば、上陸するおそれもあります。
 
今回の台風は、場所しだいでは大きく影響が出ることが特徴です。
 
きのうもお伝えしましたが、
関東はおおむね台風の左側の“可航半円”に入るところが多いので、
首都圏の交通が全面麻痺するほど
広範囲で
警報クラスの暴風が吹くわけではなさそうです。
風速25m以上の暴風域に入る確率は、
東京は東部ほど高く、千葉はいっそう高いです。
今回、危険なのは、千葉県、茨城県です!
 
台風の動きが遅いので、半日以上荒天が続くおそれがあります。
中心付近に活発な雨雲が凝縮しているので、
日付が変わるころから雨が急に激しくなる見込みです。
あす未明から朝にかけてがピーク。
千葉県の24時間の予想雨量は、300mmとなっていますが、
おそらくこの雨は、ほぼ半日弱で降ることになると思います。
一気に中小河川が氾濫、浸水したり、土地柄、田園地帯が水没するおそれがあります。
 
なお、千葉県では、大雨特別警報の基準は、
3時間で150mmくらいの地域が多くなっています。
同じ所に雨雲がかかり続けた場合は、
発表の可能性は0ではないので、千葉県内のみなさんは、
ハザードマップを確認し、自治体からの情報をとれるようにしてください。
成田空港発着の空の便は、欠航が多くなる見込みです。
 
都心は、朝6時ごろに雨が強まり、
電車に遅延が出るおそれがありますが、
架線付着物などがなければ、ストップするほどではなないレベルとみています。
ただ、通勤を遅らせることができる場合は、
後ろに時間をずらしたほうが得策かと思います。
 
昼前後からは、大雨の中心は福島~宮城県内に移ります。
ある程度雨雲は弱まってくるとはいえ、
福島の浜通りでは、地形の影響で、雨雲が発達しやすいですから、
雨の降り方には注意です。
あわせて沿岸部は高潮などにも注意してください。
 
また、北海道には前線が停滞する影響で、
道内としては、雨の量が多くなるおそれがあります。
こちらは気象業務関係者の資料です。
 
なお、台風報道の影で、あまり天気予報では伝えられていませんが、
きょうは、フェーン現象と暖気の影響で、東海は40℃前後の酷暑に警戒です。
また、あさって金曜日は、都心も含めた広範囲で、また35℃以上の猛暑日になりそうです。
 
そして…
気象庁から熱帯低気圧情報が出されました。
南の海上の熱帯低気圧が、きょうにも台風14号になる見込みです。
日本のモデルは、
11日ごろ、それほど発達せずに、沖縄・奄美付近に接近。
太平洋沿岸部に前線が停滞するため、前線の活動が活発になる可能性があります。
関東は南部ほど雨が降りやすいでしょう。
ヨーロッパ中期予報センターも、11日に沖縄付近。
アメリカNOAAは、九州にかなり接近させています。
台風13号が、どれだけ大気をかき回すかで、台風14号の動向が変わってきます。
またあす以降、みていきます。
 

なお、その後、もう一つ、熱帯擾乱が発生する可能性があります。

来週にかけて油断できません…

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19時追記
正午に台風14号が発生しました。
土曜日〜日曜日、沖縄本島や奄美に接近する見込みです。
それほど発達はしない見込みですが、13号から間髪入れずに、
また夏休み真っ只中の台風接近となります。
備えは早めにお願いします。
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コメントありがとうございます!
*私も小さい頃は、
虫あみをブンブン振り回して遊んでいました。
祖母の家がある暑さナンバーワンの街・熊谷で夢中になって遊んでいましたが、
たしかに、熱中症になった記憶はありません。
当時より今は暑くなっているのかもしれません。
ひと夏にこんなに41℃が出ることはなかったですからね。
 
*土曜日の天気は、
台風13号の情報が優先され、あまり天気予報では伝えられていませんが、
13号が過ぎ去るまではっきりしないのも確かです。
あすになればさらに見えてくると思います。
またお伝えします!