最近、なかなかお風呂から上がらない息子。
なにやら実験に集中しています。

昨夜はこちら。
小さなペットボトルに入った2つの浮き玉、
小さなペットボトルをひっくり返さずに、
大きなペットボトルに入れる方法とは…

みなさんなら、どうしますか?

息子があみ出した答えは、
大きいペットボトルに満タンに水を入れて、
小さなペットボトルと口を合わせて、水を移動。

水は入り切らないので、大きいペットボトルに残ります。
すると、ポーン、ポーンと玉が浮いて、
大きなペットボトルに移動しました。
ちょっとしたお風呂の遊びですが、息子にとっては“発見”。

息子は、おもちゃのタイヤの回る仕組みや、
ドアノブの引っ込み方、蝶番の動き方など、
なにやら力学的な解明が好きらしいです…

私は気象予報士試験で、物理が最大の敵だったので、
ぜひしっかり勉強していただきたい…
 
ちなみに、おとーさんは、理系ではありません。

そんな私も、
物理とは切っても切れない職業に就き、
大気の熱力学と真っ向勝負をしながら、早18年。

前代未聞の豪雨、酷暑、台風に驚愕し、
さらなる試練がやってきています。
台風13号は、
海水温の高い海域でエネルギーを受け、発達しながら北上中。
強い勢力となり、暴風域ができました。
このあと、本州接近が免れられない進路になっています。

 

日本のモデルは…

直撃を予想…

そして、ここに来て、乖離していた海外モデルがかなり揃ってきました。
ヨーロッパ中期予報センターは、
9日ごろに、紀伊半島〜四国にかなり接近ないし上陸コース。
きのう東海上へそれる予想だったアメリカNOAAは、
やはり9日ごろに、関東〜東海付近に接近させています。
なお、アメリカNOAAの予想だと、
本州付近に台風13号が上陸する頃、新たに南の海上に、
台風らしき熱帯擾乱の発生を予想しています。
この新たな熱帯擾乱は、12〜13日ごろに、
また四国の南海上に進む予想になっています。

もう東北太平洋側〜関東〜東海〜近畿〜四国まで、
空振り覚悟で、台風対策を進めていったほうがいいかもしれません。

いずれにせよ、来週にかけては台風に警戒です!
 
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 コメントありがとうございました!
 
被災された職員の方、大変でしたね…
少しでも早く日常の生活が戻りますように。
そして、天気予報の大切さを認識してくださって、本当に嬉しいです。
このブログでは、
主に子育て世代を中心に、
天気予報に興味を持っていただきたいという思いで、
日々天気のことを綴っています。
 
天気予報は、ニュースで伝えられる情報のなかで、
唯一、“未来の情報”です。
今後、どうなるかがわかれば、わずかでも可能性が知れるなら、
人は危険を回避することができます。
子どもたちが、安心した環境で、すくすく元気に育ってほしいという思いで、
少しでもお役に立つ、未来の情報をご提供できれば、と思っています。
これからもよろしくお願いします。