きのうのランチは、まいちゃんと一緒に。

まいちゃんこと菊池真以気象予報士は、
去年『ニュース7』担当の後、産休を経て、
7月から、19時前の気象情報をローテーションで担当しています!
来週は夏休みの代行で他の番組も担当するとか…
がんばるママ予報士です。

きのうは、岐阜・多治見が40℃超えたのを見届けた後のランチタイムとなりました。

きょうも、東海から関東内陸部は、きのう同様40℃前後の酷暑となりそうです。
コンピュータがはじき出した岐阜・多治見の予想気温。

 

今年、4回目の猛暑日になるかもしれません。
過去、ひと夏に40℃を観測したのは、
2013年高知・江川崎の4日が最多です。
きょうにも、多治見がこの年間40℃以上日数に並ぶかもしれません。


そして、1つお詫びがあります。
東北や関東では、
土曜日に暑さは少しトーンダウンとお伝えしたのですが、
東風を呼び込む低気圧の位置がずれ、
涼しい風が入りにくい気圧配置となってしまいました。
ごめんなさい、あす土曜日も暑さが続いてしまいそうです。
外出予定の方は、しっかり熱中症対策をして、
空模様の急変にも注意してください!

さて、さきほど、台風13号が発生しました。
気象庁の予想では発達しながら北上して、8日ごろに日本に接近する可能性があります。
ただ、予報円が大きく、まだどこへ進むかまったく絞れていない状況です。

きょうも海外モデルをチェックしてみましょう。

きのうお伝えしましたが、
13号のほかにもう1つ台風のような熱帯擾乱ができる予想です。

アメリカNOAAは…
13号は早々と7日ごろ関東の東海上を通過。
そして、もう1つが、12〜13日に九州の南海上へ。

ヨーロッパ中期予報センターは…
13号はゆっくり進み、9日ごろに関東に接近。
そして、きのうは予想になかったもう1つの擾乱が、
12〜13日ごろに、沖縄の南海上に進んでいます。

そして、日本のモデルは13号のみの予想…

う~ん…こわい。
被災地にはいかないで!

発表時刻ごとに違うコースをたどっていて、
まだ予報は安定しませんが、
いずれも一貫して、接近・上陸を示唆してるのが気がかりです。

8月半ばに日本を襲来した台風としては、2014年の台風11号が思い出されます。
8月10〜11日、西日本を直撃して、
その後“平成26年8月豪雨”と命名される豪雨災害の引き金となりました。

かつて気象予報士の先輩に、
「お正月、ゴールデンウィーク、お盆の天気だけは、外してはいけない」
と言われたことがありますが、
今年のお盆休みの天気は、かなりの難題です。

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コメントありがとうございます。
いつも楽しみに拝読しております。

*今年の夏は気象庁も認める異常気象です。
病院勤務はハードでしょう。
お休みできるタイミングで、休息をとってくださいね。

*関東の現場でもクールシャンプーが浸透しているんですね。
熱中症対策、画期的な情報があれば、
ご紹介していきます!

*線状降水帯は、
今年の西日本豪雨、去年の九州北部豪雨、2014年広島の豪雨など、
大雨特別警報クラスの豪雨を引き起こすライン状に連なる雨雲です。
一度かかると一列に並んだ積乱雲がどんどん流れ込んで雨が降り続きます。
これまで時間単位でしか予想がつきませんでしたが、
これから気象庁は、半日前から予測することを目指すとのことです。
眠い中、ご覧いただきありがとうございます。
どうか無理なさらず、寝られるときに眠ってくださいね。

*台風13号の進路、心配ですね。
今年は、エルニーニョモドキ年の2004年と似ているところがあり、
台風の西進は心配ですが、まだ予報のブレ幅が大きい段階です。
ぜひとも、暑さに負けないように、お食事しっかりとられてくださいね。